社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

萩尾望都『A-A’<SF傑作選>』

2008-10-17 08:05:34 | 趣味(読書)

萩尾望都1A.jpg萩尾望都2A.jpg久しぶりのコミックの紹介ですが、別にこのコミックを推奨しているわけではない。萩尾氏の作品には大変すぐれた物があり、一番推奨するのは、TVアニメ化された「11人いる!」であるが、個人的には「ポーの一族」、「トーマの心臓」である。

この書籍は偶々、図書館で見つけたものです。

そう図書館にはコミックもあるのです。
実際には一般市民寄贈の形で貸し出しできた次第であるが、よくよく考えるに、自分でハードカバーの高い書籍を購入し、読み終わった時に、どうするか?

一つは古本屋に売るという方法もあるが、この図書館に寄贈して、また読みたくなった時に借り手として読むという方法があり、なかなか素晴らしいアイデアであると思う。
今回のこの『A-A’<SF傑作選>』に関しては、細かいストーリーは省くが、SF作品というより、前半は実際はSFの話ではあるが、一角獣となづけられた、感情をもたない宇宙開発用にDNA操作された、実験体(女性)が主の主人公で進む、短編集の集まりである。

後半は、氏の初期のSF作品の紹介となっているが、何れにしてもなかなか面白い。一読の価値はあると思う。

書 籍:『A-A’<SF傑作選>』
著 者:萩尾望都
発行年:1995年9月20日初版発行
発行所:株式会社 小学館
価 格:1,200円(税込み別)


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