社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

佐竹太心『定年前にはじめる第二の人生』

2012-01-08 07:36:51 | セカンドライフ

少し古い書籍だが、定年後を考える上で、定年後ではなく、定年前から始めるセカンドライフと言う意味では、最もそのものずばりの書籍だ。これができる人は非常に少ないと思うが。そしてこの本の最初に掲載されている言葉が、この本の性格を現している。そう「脱サラ」ではなく、「卒サラ」。つまり第二の人生は会社員以外の仕事と言う事になる。もちろん仕事である必要もないが。

私は自分の人生を考えた場合に、サラリーマンとしては既に十分やってきたと思っている。これ以上続ける意味もなさそうだと言う結論に達している。そうするとセカンドライフを考えた場合に、この本で紹介されている方の第二のスタートはある意味大変参考になる。そうサラリーマンからの卒業だ。まだサラリーマンを続けていたいなら、再雇用も含めて、今の会社に縛り着くのが一番だろう。

唯一気になるとするとそれは、スタートのトリガーになっているのが、早期退職制度だろう。何人かの方の紹介に3,000万円(退職金)+2,000万円(割増金)=5,000万円とあったが、確かにこれだけあれば、スタートもできようと言う物だ。

が当社にはこの制度はない。つまりどんなに会社がきびしくても基本は人をきらない方針の為、必要ないからだ。これはある意味正解だ。当社にこの制度があれば私は既にとっくに辞めているだろう。何かをするのではなく、これだけあれば、とりあえず十分だからだが・・・。

そしてこの本で紹介されている第二の人生だが、素晴らしい人生だと思う。がおそらく大半の人がなれない人生だろう。私が知る限り実は、サラリーマンがなんだかんだ言っても一番楽な仕事だからだ。

と言う事で、参考にはなったが、残念ながらサラリーマンの楽さに染まった私には、できそうにない。別の人生を見つけるしかなさそうだ。しかし基本はサラリーマンではない仕事を考えたい(仕事である必要はない)・・・。

CCF20120108_00000 書籍名:定年前にはじめる第二の人生
発行:2003年7月31日初刊発行
著者:佐竹太心
発行者:坂井宏先
発行所:株式会社ポプラ社
価格:1400円+税
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9人の第二の人生
石油会社 -> 農業
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建築関係会社 -> インテリアデザイナー
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船会社 -> 有機農業
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