社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

朝日新聞『今更聞けない 植物工場』2009年3月29日(日)

2009-03-30 08:01:44 | 日記

日本を救う燃料電池の紹介に続き、同じ朝日新聞からの考察である。本題の『植物工場』の意義は余りにも大きい。国策が間違った為に食品需給率が、先進諸国の中で最低の水準(40%を切っている)である日本を考えるに、この植物工場と言う概念を理解して貰いたい物である。要は、日本政府が、減反につぐ減反で米の自給自足もままならない中で、実はお米は農家が生産する物の中で最も手間がかからないものでもあった。

植物工場.jpgこれの実証は、私が幼少の時から、兼業農家を子供ながら手伝わされた事からも理解できる。普通の農家では儲からないし、天候に依存するし、人での問題もあったし、法人化も出来なかったし、全てが国策が食品自給率を下げたとしか言い様がない。従って、中国の餃子問題等起こっても、その対策に二の舞を踏むのは仕方無い所かも知れないが・・・。

中国でも、日本でも同じで有ると私的には思う。まじめな生産者に対しての見返りがなければ食の安全等確保できるはずがない。日本の大半の消費者もそうであるが、お米を作る、その他の野菜を作る、冷凍食品をつくる事に関して余りにも甘いとしか言い様がない。これは日本だけの問題でもないが、自分でお米や野菜を作ってみればその苦労が分かろうというもので有るが、それを押し付けるのも問題でもある。

と言う事で、最大の課題は、高度な品質を維持しながら、毎月の生産量を確保する(安定供給)が最大の鍵となると思うが、それが植物工場であり、日本で最も進んだ農業の形でもある。この辺の所を知ってもらって、価格を考慮しながら購入してもらうしかないが・・・。

農業の法人化によって、工業化された農業に新しい日本の姿を描きたいと切に願っている。世界の食材を供給するのはもはや中国ではなく、日本であると言う事にしなければならないと私的には思うが、どうだろうか?


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