マウスコンピュータとイオンの12,800円ネット端末に期待したいの続き、つまりこのネット端末の方向性がある程度見えて来た。わずか2日程しか使っていないが、私と奥様のこの端末の使い方を、勝手に考えて見た。もちろんその使い方がどうなるか?その結果も楽しみではあるが・・・。
奥様は、この端末の辞書機能に着目した。つまり今使っている私の電子辞書の代わりに使えないか?と言う事で、早速昨日使ってみたが、流石に専用の電子辞書にはかなわない事がわかった。当たり前だ・・・。さてこれがどうなるのか?これはこれで楽しみではあるが、結果は見えている。専用の電子辞書にはかなわない。
何がかなわないか?これが実は一番重要と私は思うのだが。
- 瞬間起動+瞬間電源OFF。
つまり、使いたい時に使える。残念ながらこの端末ではこれが考慮されていない。と言うかそこまでの考慮がなかったのか?その技術がなかったのかはわからない。しかしこれの意味は余りにも大きい。
これがPCが家庭で、やはりPCたるゆえんではないかと思う。家で、仕事以外で、電子メールを見る為にわざわざPCを起動する人は殆どいないだろう。これが携帯でメールを使う最大の理由だ。そのリアルタイム性が最大のポイントになる。
この端末については、これが残念でならない。 - 辞書数が半端ではない。
当たり前だ。競争の激しい電子辞書にあって、今ではその辞書数は既にテンコ盛りと言うかすさまじいの一言になっている。
と言う事になるが、逆に勝てる所もある。そう電子辞書より大きくて見やすいし、しかもカラーであり、キーボードも大きい。値段も安い。
さて、私が2日使って色々考えたが、やはりこの製品はインターネットのブラウジング専用端末が一番合うとの結論に達した。それと補足的な写真等のデータ保管端末とそのビューアーではないかと思っている。これは、PCは上記でも述べた様に、やはり場所を取る、起動に時間が掛かる等から気軽ではない。これは、公共の施設を共同利用するボランティにはかなり切実な問題でもある。つまり使用する団体毎に、保管場所がそれぞれあるが、そこににほんごきょうしつもPCを保管しているからだ(このPCも当家のPCを寄付したが・・・)。この端末があれば、かなりのニーズを満たしそうだ。
この端末にプリインストールされているソフトは多いが、実際使えるのは少ないと考えている。
- インターネット
- インスタントメッセージ
- ワープロ
- 表計算
- ペイント
- 電子辞書
- PDFビューアー
- 電卓
- カレンダー
- ボイスレコーダー
- メディアプレーヤー
- イメージビューアー
とあるが、おそらく1インターネットと12のメディアプレーヤーと13のイメージビューアーとなろう。インターネットを昨日も使ってみたが、使い方次第で思ったより、使えそうな事がわかってきた。要はなれの問題もあるが、十分使えると今は考えている。
つまり、この無線LANの環境がある前提で考えると、上記で述べた様に、Emailも電子辞書も必要ではない。勿論ワープロやペイント、PDFビューアーはてはカレンダー(スケジュール管理)等全くいらない。チョッと表計算ぐらいはあってもよいかなと思うが・・・。
とこれは思った以上にインターネットが使える事を実感した事からの回答だ。欲を言えばきりがないが、この端末の値段を考慮すると自ずと答えが出そうな気もする。
私的に、この端末を家庭内で利用する事を考えた時の答えが、家庭でPCが何処にどういう形で置かれているかによると思う。私はPCを使いたい時に、ノートブックを棚から持ち出して使う様にしている。これがまたメンドクサイ。つまり持ち出してきて、電源を入れて起動して・・・。終わったら、シャットダウン処理をしてまた棚になおして・・・。と場合によってはMSのOSの勝手なバージョンアップで、電源を切りたくても切れない状況も・・・。とても使いたいときに使えるのがPCではない。
少なくとも、このLyumo bookはこれよりマシな環境を提供してくれそうな気はする。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます