社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

超高速起動OSについて(その1)

2009-11-12 08:44:34 | ITについて

前回ネットブックのOS『XP Home』を『Professional』へアップグレードする(その3)で苦労したが、そのネットブックに使用されているOSについて考えてみたい。もちろん私の出向先の会社での仕事ではないが、片手間と言うか内職みたいな物でもある。もっとも興味とその技術がなければやる気にもならないと思うが・・・。昨年SADの病気の後に復帰し一年を経過したが、つくづく思うことは、私的にはうぬぼれかも知れないが、ヘルプがある事とその実例がなければ進化しないと言うことを痛切に感じている。

つまりネットブックのOS『XP Home』を『Professional』へアップグレードする(その3)などは、よほどの事がない限り、その実験(私の持論:会社はITに関して、広大で貴重な実験場となる)の機会に恵まれる事はないと思う。プライベートでPCを扱っている限り、私が困る事はほとんどないからでもあるが、仕事上や、プライベートでも当市とのサポートをボランティアで考えると、私の広大な実験場となっている気がする。

一昨年つまりSADで休職していた時には、余り気にもしなかったIT分野の事が、最近余りにも知らない事が多すぎる事に驚かされる。これは逆を言うと会社に復帰したから、知りえる事と、趣味的な興味からむしろ休職時にマスター(習得)しておけばよかったと思う事に分かれる。つまり仕事上の要求でノウハウがつく事と、趣味的要素から身につく事の両方が存在すると言う事になる。このまま引退しても、面白くはない。

と言う事で、前回の続きネットブックのOS『XP Home』を『Professional』へアップグレードする(その3)のモット進んだ考え方について掲載する事にする(もっとも、ネットブックが出てきた背景には言及する気はない。実際は、インテルとマイクロソフトの陰謀?強調戦略かもしれないがその対抗策と言うか、PCの本来のあるべき姿を検討したい為でもある)。

さて今月Windows7が販売され、Windows XpやWindows7を比較して、その起動や、レスポンスが早いとPRされているが、それはVistaとの比較に過ぎない。本当に使いたい時に使う、瞬間起動でPCが使える環境が望ましいが、仕事上会社では、ディスクトップPCの電源を入れっぱなしなので、事務所内では問題はないのだろう。が、これは、環境に非常にやさしくない。

高速起動と瞬間シャットダウンが可能であれば、使う度に、電源を入れる事で電気代をかなり節約できるはずであるが、あまりの起動の遅さにより殆どのPCは、起動しっぱなしの状況となっている。最も、今では会社での仕事が、PCに依存している為、資料を作る、連絡する(電子メール)、調査する(ネット検索)、業務システム等も全てPCでの操作となっている為、仕方が無いかも知れない。というように大変不健康な時代だ。つまり何時間でもPCの画面で仕事をする為、目の疲れがひどい。

一方で、家庭や外出時のPCの使用を想定するとどんなニーズがあるか?と言う事に尽きる。携帯電話で大半ができてしまう時代でもあるが、それではなぜネットブックなる物が必要なのか?最も想定される利用法は、仕事では出張時のメール閲覧(出張先の事務所やホテル)と資料等を見る、報告書をメモル等という事になるのではないかと想定される(仕事で毎日PCを使っているため、休日の外出先でPCを使う事など考えたくもない)。

しかし、そこでPCに求められるのは、やはり高速起動と高速終了では無いだろうか?そこにマイクロソフトのWindowsが必要なのだろうか? 携帯電話のOSを今の若い人が意識して使っているだろうか?目的の機能が簡単に操作できれば、十分ではないのか?デザインやメーカー等で携帯電話を選んでいるではないかと考えるし、OSを意識する人は一部のマニアックな方々と私的には考える。もちろん自分も含めてであるが・・・。(私もかなりマニアックな方だ。従ってかなりの無駄使いをしている。)

そこで、今候補となりそうな高速起動可能なOSしかもUSB起動ができて最悪、プレインストールされているWindowsも使えるOSを検討して見る事にした。これははっきり言って当社では、個人的趣味の範疇であるが、一方一般の会社ではITの目指す目標となる事になるとあくまで私的には考えている。

当社の場合は、VPNと個人情報流出防止の為の暗号化ソフト、そして暗号化されたUSBがある為、会社用では使用できないが、一般の企業や、当社みたいに、がちがちで無い会社は、有効ではないかと、思う。つまり大幅というか大変なコストダウンができるという事につながる。当社の場合は、リスクは犯さない情報管理部門がある為、実現は不可能だが、一般の企業では、その効果が生む可能性はかなり大きいと考える。つまり大幅なコストダウンに繋がるという事を言いたい。PanasonicのLet's Noteシリーズ(特にCF-Rシリーズ)に関しては、その値段が、約3台分に匹敵する。

ちょっと話はそれたが、このネットブックを使って高速起動のOSが可能であれば、その効果はかなりあると考えられる為、以下の候補を上げてみる。

1)Android GoogleがiPod対抗で出してきた携帯電話向けのOSで、コアはLinuxで且つオープンソース。アプリの開発や追加等もオープンで、将来が楽しみなOSであり、既に日本でもこのOSを採用した携帯端末が登場している。

2)Ubuntu9.04(高速起動版) もともと、以前からあったLinuxを改良し、必要なAPと操作性のよいGUIで構成されたディストリビューション。9.04で高速起動が実現されている。

3)Moblin これもコアはLinuxだが、Atomの性能を最大限引き出す様に、インテルのプロジェクトとして始まった物らしいが、現在はThe Linux Foundationへと引き継がれている。

4)splashtop ASUS ExpressGateで採用され有名となり、高速起動リナックスとして約9秒で高速起動するが、APが用意されている物しか使えない。追加、修正などはできない。

と列挙して見たが、Ubuntuを除けば私も使用した事がない為、今後比較検討して見たいと考えている。もっとも既に予測できる情報からすると起動速度に関しては1)を除けば、次の順番になると予想される。

 ①splashutop -> ②Moblin -> ③Ubuntu9.04

結局何が言いたかったのかと言うと、携帯電話や電子辞書を使っている人が、OSを意識しているか?答えはごく一部のマニアを除けばノーという事になる。つまりOSは何でも良いのであって、結果操作性が悪いとか起動が遅いとかと言う事になると言うことだと思う。

※シャープが今年販売したミニノート「Net Walker」には上記のUbuntuを採用しており、その起動時間が約3秒との事だが、これの意味する所は、カスタマイズによって、そこまで起動時間が早く成ることを意味しているのか、それともハイバネーションの一種なのか?この変はわからない。(シャープの「NetWaker」についてを参照)


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