社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

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ネットブックのOS『XP Home』を『Professional』へアップグレードする(その3)

2009-11-11 08:59:15 | ITについて

ネットブックのOS『XP Home』を『Professional』へアップグレードする(その2)の続きであり、結果を掲載する。

ネットブック(NECのLaVie Light:SSD16GB+160GBHDDの良い所取りタイプ+長電池タイプ10時間以上)用OSのアップグレードの結果だが、結論からすると、とりあえず成功した。しかしその作業に結局2日も時間を要した。理由は、いくつかあるが、その前に、前回でも掲載した最大の問題が、既に販売終了の正式版Windows Xp Professinal SP2のアップグレード版を手に入れる事だった。幸運にも二つ正式のアップグレード版を得る事ができた(前回掲載)。しかも、アップグレード対象にWindows Xp Homeも含まれていたが、一般に言われているアップグレード(上書きインストール)は全て失敗した。

つまり、

  1. Windows Xp Home Edtion SP3を起動中に、アップグレードCDを挿入し、MSのWeb上に掲載された操作通り、インストールを選択するも、アップグレード対象OSが、新しい旨のエラーが表示され、CDーROMブートからのインストールを余儀なくされた。
     
  2. しかし、CD-ROMブートからの上書きインストールを目指したが、これも失敗し、クリーンインストールしかできないことがわかった。最もクリーンインストールでも、インストールできれば良いと甘く見ていた。

ところで、以前週末の帰りにパソコン工房でコンパクトCD-ROMドライブを購入その結果で、OSを光学ドライブからインストールする場合に、PCと光学ドライブとの相性が存在する事を掲載したが、今回もこの無駄な理由のひとつに、試した光学ドライブで成功した物とそうでない物があった事だ。以前のシャープ製のMURAMASAでも同様だったが、今回も同様にNECのネットブックはNECのCD-ROMドライブ:PC-VP-SU01では成功したが、割とメジャーと思われるPanasonic LF-P967C(DVDスーパーマルチドライブ)では、CD-ROMブートによるOSのインストールには失敗した。

いつか、海外製のネットブックで再度光学ドライブの相性テストをして見たいものだが、日本製のPCはあまりにも癖があると言うか、グローバルには通用しない様だ。

さて、いずれにしても、新規インストール(クリアインストール)を行わなければならず、前回ネットブックのOS『XP Home』を『Professional』へアップグレードする(その2)で予告した様に、最大の問題はデバイスドライバーとなった。ネットブックのOS『XP Home』を『Professional』へアップグレードするで実際にクリアインストールを実施したが、結果はデバイスマネージャーで見ると???のデバイスが多いのに唖然とすると同時に、そのデバイスドライバーはNEC等の日本製では一切公開されていない。

ネットブックに掲載されているAtomやチップセット、グラフィックドライバー等はインテルからダウンロードできそうだが、ネットワークカードは、不明であり且つ他のドライバーも不安で仕方がない。これもWindows Xp Professinal SP2のアップグレード版が販売されていた当時には、存在しないため、当然と言えば当然と思われる。しかもNECは秘密主義だし、その様なサービスは期待もできない。ネットワークドライバーが最大の問題となりそうであるが、当たり前だ。ネットブックなのだから・・・。

という事で、悩んでいたら、ネットブックのOS『XP Home』を『Professional』へアップグレードする(その2)で予告した様に面白いフリーのツールをネットで見つけた。Double Driverという海外製(英語メニュー)のソフトである。このソフトは主に自作PCの為に作成されたと考えられるが、要は、PCの使用されているデバイスドライバーの一括バックアップとリストアーができるソフトである。つまり自作PCの場合は、マザーボードのチップセット、グラフィックボードやサウンドボード、LANカード等をカスタマイズして、製作する為に、ここのドライバーのインストールが必要となり、何らかの理由で、再インストールとなったら、これらのドライバーの再インストールが大変となる事から、このソフトを使って、ドライバーだけをバックアップしておき、再インストール後にリストアーする事で、簡単に使用前に戻せると言う大変便利なツールだ。最も自作PC以外では、ほとんどの場合使用する事はなく、特に最近はHDDのリカバリー領域から初期導入済みの状態に簡単に戻せる為、ほとんどこのツールの必要性はないと思われる。

しかし、今回はこのツールが大変役に立った。と言うかこれなくしてはWindows Xp Home SP3からWindows Xp Professinal SP2へのアップグレード(と言うのかどうか知らないが・・・)をしても、OSをまともに動かす事はできなかった。

結果、HDDから元の初期状態にOS(Xp Home)に戻し、このDouble Driverで全ドライバーをバックアップして、Windows Xp Professinal SP2へのインストール後、リストアーした。実際は完璧に行くかなと思ったが2つだけ?マークのデバイスが発見された。サウンドデバイスとUSBデバイスだったが、この二つのデバイスを削除して、更新し、Double Driverでバックアップしてあった、サウンドドライバーがありそうなMediaフォルダーを手動で指定してやる事で、無事サウンドも出力されるようになり、?マークのデバイスが完全になくなった。

これで、最低限の機能は使えそうである。最低限と言ったのは、サウンド、有線LANと無線LAN、タッチパッド、省電力制御などは無事機能するのを確認した。あまり問題絵ではないが、BluetoothとWebカメラだが、特に利用する事はないだろう。最もWebカメラはWindows LiveやMessengerがそのアプリとなっていた為、使えないわけではない。

さて、この今回のネットブックNECのLaVie LightのCドライブが16GBのSSDだと言うことは最大のメリットでもあり、最大の欠点となっているのが分かった。これはNECの性ばかりではないが、Windows Xpは軽い、安定性のあるOSとして企業では今でももちろん現役であり、Vistaへの以降は当社では全く考えていない。しかし、ネットブックのOS『XP Home』を『Professional』へアップグレードするで掲載した様に、今のXpではHomeでもProfessinalでも、そのインストールにSSDであろうがHDDであろうが、トンでもない容量を食ってしまう事だ。

つまり、OSをインストールしただけで、16GBのSSDの残りがほとんど無くなってしまった。Cドライブに必然的にインストールされるシステム系のプログラムを考えると、これはあまりにも非現実的と思う。EVEREX Step Note VA4100の再インストールでも結果的にVistaもHDDだけでなく主メモリーのリソースをトンでもなく食っており、これが企業や一部のマニアにLinuxやGoogleのOSへの期待を抱かせているのかも知れない。

つまり、昔のMS-DOS、Windows3.1そしてWindows95から比べても、その起動時間とメモリーやHDD等リソースの食い方は尋常ではない。更にそれがユーザーに何のメリットをもたらしているのかもわからないが、一方でハードの低価格とCPU等の高速化でこれを補っているのだが・・・。


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