日経トレンディネットの5人に1人はトイレでも使う、ユーザー500人に聞いた「iPad利用実態調査」に面白い結果が出ていた。このアンケート(複数回答)は7月1日~14日の間にネットを介して実施されたようだが、おそらくその対象は、新しい物が好きな方々と思われる。もちろんこの時期に既に持っている方と言うのは、予約を入れてまで購入した方となる。使用期間は約一か月と言った所だろう。さて、その用途だがこれは予想通りだろう。
- ウェブ閲覧
- 書籍・雑誌閲覧
- メール利用
- 動画視聴
- 写真閲覧(以上は50%以上)
- 音楽・ラジオ視聴
- スケジュール・住所録管理
- ツィッター利用
- 書類作成
- その他
選択枝外の自由記入欄から「ゲーム」「カーナビ」商談等の「プレゼンテーション」としても使われている例も目立ったらしい。改めてiPadの使われ方を見ると、その用途は2の書籍・雑誌閲覧を除けば、ほぼ一般的なパソコンの用途と同じだろう。つまり明らかに自宅のパソコンのニーズを奪ったものと思われる。逆を言えば、自宅のパソコンが本来のパソコンである必要がなかった。更に言えばパソコンがそのニーズを満たしていなかったと言う事になるだろう。
そして、タイトルにある様に、どこで使うかだが、
- リビング(90.8%)
- 寝室(62.1%)
- オフィス
- 喫茶店
- 電車
- トイレ(20.1%)
- 車
- 会議室
- その他
と言う事で、これも私の予想通り、リビングと寝室がその大半を占める様だ。更にiPadを持ち歩くかについては
- いつも持ち歩いている(37.2%)
- ときどき持ち歩いている(25.4%)
- あまり持ち歩かない(37.2%)
という結果で、これだけが私の予想外だ。いつも持ち歩いているとときどき持ち歩いているはあわせて62.6%もある。しかし私がここ半年で電車でiPadを操作していた方は一人しか見ていない。しかし先輩の方が、毎日会社にiPadを持ってこられているのは確かだ。
購入したモデルについては
- Wi-Fiモデル(70.1%)
- Wi-Fi+3G(29.5%)
となり、これも私の予想通りだが、これからすると、おそらく上記の家の外で持ち歩いている方は、今ではかなり少ないのではないかと予想している。
iPadはこのアンケート結果からも通常家でパソコンを使う用途の大半を置き換える可能性を持っている。と言うか、書籍・雑誌閲覧をパソコンでされていた方は余りないだろうが、この新しい用途を加えて、大半のパソコンの用途を奪う事になるだろう。
そして残されたパソコンの用途は何が残るだろう?家で使うパソコンの用途、年賀状作成やブログ等あるだろうが、これがどうなるか?
しかしiPadはパソコンがなければ、使えないと言う矛盾が残る為、iPadを使う為にパソコンが残るのだろうか???
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