社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

ファミリーレストラン「すかいらーく」の閉店

2009-11-06 08:32:44 | 日記

スカイラーク 2009年10月28日の朝日新聞の記事に掲載されたハンバーグの味教えてくれた「すかいらーく」39年に幕。低価格競争激化、ガストに転換。の記事について思う事を書いてみたい。日本の最初のファミリーレストランとして1970年に「すかいらーく」は一号店を開業し、11月10日に最後の店が閉店するとの事。外食産業の象徴でもあり、急激な拡大を続けたが、1993年6月の約730店をピークに次第に衰えて行った。つまりバブル崩壊と完全に重なっている。「すかいらーく」から低価格店舗「ガスト」への転換と多様化した外食産業と更に急激に伸びてきた中食産業との熾烈な競争の始まりでもあったのではないかと思うが、昨年のリーマンショック以来は、中食産業との競争から、更なる新たな競争が始まっている気がする。つまり外食や中食さえも削って、自宅で自炊する徹底的な低消費へと向っている気がする。コンビニでも弁当から、おにぎり+カップラーメンへとシフトする人も多い様な事実があるし、実際身近に見ていると、昼食を低価格弁当屋(当社の前のお店で販売しているが、主なメインデッシュが2つ付いて、ご飯も別容器、お味噌汁とお茶缶が付いて何と400円)に移行した人も多いようだ。事実この400円弁当屋は凄まじくはやっているし、当社の営業会議での昼食もこれを採用している。

結局何が言いたいのかと言う事になるが、隆盛を極めた外食産業だが、昨年のリーマンショック以降は、それ所ではない程、国民の生活が厳しくなっていると言う事である。昼食も夕食も極力抑えていかないと生活できないという状況になっている事になる。従って、今回のファミリーレストラン「すかいらーく」の閉店だけでは事は終わらず「ガスト」なら、事業として成り立つか?と更に厳しい状況となっていると感じる。

外食の象徴だった「すかいらーく」の郷愁に浸っている余裕はなく、更なる厳しい現実が待ち構えていると思うが、一方でやはりさびしい限りである。私が社会人になった時代は、昼食は奥様お手製持参か駅そば(150円~200円)だったような記憶があるが、ヒョットしてそこまで戻るのかも知れない。そうなると、今の外食産業では太刀打ちできない気もするが・・・。

これは久しく関東に行っていない為、何とも言えないが単身赴任中の最後の職場が品川だったが、需要が供給を満たしていなかった為、かなり高い昼食代となっていたが、これはどうなっているか?知りたい所でもある。


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