社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

松岡圭祐『万能鑑定士Qの事件簿X』、『万能鑑定士Qの事件簿XI』

2012-09-08 13:59:55 | 趣味(読書)

松岡圭祐『万能鑑定士Qの事件簿XII』の続きだ。読み飛ばした二冊が今回の紹介となる。これでこのシリーズは全て読破した事になる(と思う)。先に次のを読んでいるが、このシリーズは最初の2冊を除けば、1冊づつ完結しているので、読む順番が多少前後しても問題はない。

実際に『万能鑑定士Qの事件簿X』の方は、松岡圭祐『万能鑑定士Qの事件簿?、?』の次に読むべき内容だ。そして、『万能鑑定士Qの事件簿XI』の方もその次あたりだろう。まあ~しかし、後でシナリオが追加された可能性も大なので、この辺は深く考えずに、素直に楽しく読もう。

このシリーズは全てそうだが、ロジック的な所を、まじめに考えて悩んで読む本ではない。理解する必要もなく、サラリと、決して深く考えずに理解もせずどんどん読み飛ばして行く事。これが全てだ。そうするとなんとなく、面白くて一気に読めてしまう。アット言う間に。そう1日で。通勤時間だけで大半が読めてしまう。その為の文庫本サイズだ。

なおこのシリーズは最初から一気通貫で514円(税別)だ。文庫本としては少し高い気もする。しかし文庫本の体裁なら仕方がない。逆を言えばこのシリーズなどは一番電子ブック(書籍)化可能なシリーズかも知れない。氏の作家活動がこの先どういう形を取られるのか?も合わせて期待したい。

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書籍名:『万能鑑定士Qの事件簿X』
著 者:松岡 圭祐(まつおか けいすけ)
発行所:株式会社角川書店
発 行:平成23年6月25日初版発行
定 価:514円+税

 

凜田莉子は3年前のことを思い出していた。「万能鑑定士Q」を開業していたものの、人を疑わない天然の莉子は騙されてばかり。身につけた知識を活かせず、経営も惨憺たる有様だった。見かねた恩人・瀬戸内陸は、門外不出の思考法を莉子に授ける。それは莉子の知性を飛躍的に高め、比類なき推理力を獲得させる重要なキーだった。莉子はなぜ、難事件をお解決できるほど賢くなったのか。今全貌があきらかになる。書き下ろし「Qシリーズ」台10弾!

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書籍名:『万能鑑定士Qの事件簿XI』
著 者:松岡 圭祐(まつおか けいすけ)
発行所:株式会社角川書店
発 行:平成23年8月25日初版発行
定 価:514円+税

 

わずか5年で京都随一の有名スポットになった音隠寺。そこは、あらゆる願いがかなう儀式で知られていた。京都に赴いた凜田莉子は、住職・水無施瞬によるトリックほぼ見ぬくが、決定的証拠を握れずにいた。止められない瞬は、次の話題作りに安倍晴明の式盤を狙う。所在不明の式盤を密かに探し、盗むつもりだ。「国宝」にたどりつくのは莉子か瞬か?かつてない敵を相手に、究極の頭脳戦が始まる。書き下ろし「Qシリーズ」台11弾!


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