社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

中学生の携帯電話禁止について

2009-02-15 13:38:11 | 日記

2009年2月14日(土)の「週間こどもニュース」で取り上げられたテーマの一つに最近、子供(主に中学生を際している様だが)に携帯電話を持たせない様にする運動を教育委員会を中心に進めている動きがあるとの説明をまた、分かりやすくしてくれた。実際に中学生の携帯電話普及率は50%以上(参考高校では90%以上)あり、色々問題となっているのも事実であり、好ましくないサイトへのアクセスやメールによる虐め、援助交際等余り良い話は聞かないが、一方でこれらに関して、中学生側の意見を聞く場も合わせて放送されていた。

  • 宿題をしてからでないと使用しないとか何時間使用したら使用をやめる等のルールを親と作る。  
  • 確かに虐めのメールを打っているのを見たから禁止するのも必要。  
  • 害を与えるようなサイトは禁止すべき。またその様なサイトがアクセスできないようにすべき。 
  • 中学生ともなれば、十分な判断力があるので、任せるべき。自分達の将来は、自分達で決める等※その場でメモを取っていなかった為、多少極解があるかも知れませんが、ご了解願いたい。

なかなか、中学生なりの意見を堂々と言っており、中学生は中学生なりの考えがあり、携帯電話を使用していると思った。

さて問題は、紹介されていた教育委員会の携帯電話を禁止する理由であるが

  1. 時間のむだ
       
  2. お金がかかる
       
  3. メールによる虐めの問題

が上げられていたが、確かに上記2はそうかもしれないが1や3はその本質を大人が理解していない。と言うか問題の本質を教育委員会が理解していない。従って、何の解決にもならない。

時間のむだとはよく言うものだと思うが、一日の時間は昔から変わらない為、昔はゲーム、漫画、TV等に掛けていた時間が携帯でのメールやWebアクセル、場合によってはゲームに成っただけで、根本は変化していないと考える。

携帯による虐めは、逆を言うと虐めの原因が携帯電話にあると言う事を言っている事になり(もちろん原因の一部と言っているのだろうが)、それでは携帯電話が普及する以前は今の様な虐めは、無かったのかと言うと、そうではないでしょうと言いたい。たかだか携帯電話が普及したのは、10年も満たないではないか?

自分達の教育方針の弊害を先に論議すべきあり、学力の低下や道徳の低下、先生の競争無き教育力等の低下等、いくらでも議論する課題がある中で、くだらない議論にむだな税金と時間を使って欲しくない。

「学校にいる間は、携帯の電源を切る」ぐらいしか制限は出来ないのではないかと思うが・・・。それよりも、上記中学生の話の中にもあるように、中学生自身が判断できるような、道徳教育等の実現(再教育)を行って貰いたい物である。なんでもかんでも詰め込み教育方式で、モンスターペアレントと言われる現在の親も悪いが、親も学校も道徳を教えられず、遂に学習塾まで持ち込まれている嘆かわしい現実に、教育委員会など税金の無駄遣いでしかないのではないか?

更なる将来の子供達の為にも、マトモな教育を実施して貰いたいし、その方針を出すのが教育委員会であると思うが、違うのだろうか?それとも文部科学省が悪さの元凶なのか?


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