自宅休養前からも、会社や自宅に、強引な勧誘セールスの電話がよく掛かって来ていたが、昨日も名指しで自宅に掛かってきた。
この類のセールス勧誘は、以前は先物取引関係が多かったが、最近はマンション投資が多い。つまり出だしが、「年間○○万円もの所得税と住民税を払われていると思いますが・・・」で始まり、最後は「××に新しくマンションを建ており、これを購入すると、節税対策になります」となるが、いつもは、速攻で「必要ありません」或いは「興味ありません」と有無を言わさず電話を切る事にしている。
※サブプライムローンに端を発し、今更のマンションへの投資は危険極まりない。今日も不動産投資ファンドが何百億もの負債を抱えて倒産したニュースも流れているのに・・・。
昔、会社にいる時に何回も、半分脅しのようなセールス勧誘を掛けてきた会社があり、殆ど××の表現で脅され事も有り、消費者センターに相談した事もあるが、結局毅然とした態度で断わるしかないとの事だった。
さて、昨日の勧誘では、その電話の出だしをついて、「今収入がないので、所得税も払っていないし、検討もできません」と答えると、なんと先方が「○○会社に勤められていますよね?」と答えるではないか!さすがに頭に来たが、本当の事だし、「病気療養中なんです」と答えると、「・・・・・」でそれ以上向こうが、何も言う事ができなかったらしく静かに電話を切ってきた。要はお金を持っていないとわかるとこれ以上勧誘に時間をかけても無駄との判断だろうし、或いは押し売りの受け答えマニュアルに、この様な返事はなかったのかも知れない。
昔よく、「要りません」「興味ありません」等答えると、ガチャーンと電話を叩きつけるように切る電話も多かったが・・・。
さて、問題は2005年施行の「個人情報保護法」で名簿等の情報の漏洩、売買は禁止され罰則も設定された筈だが、上記やり取りからして、この電話を掛けて来た会社はどうも個人名と電話と住所と勤め先のリストを元に掛けているとしか考えられない。
この手の悪用される個人情報リストとして考えられるのは、大学と高校の卒業生名簿である。理由は、昔よく高校や大学の卒業生を名乗って、後輩面をして、電話を掛けてきた事が多いからである。今でも、このような事に使われるであろう事が予測されるのに、名簿を売っている大学や高校の関係者がいる事が、情けなく思えて仕方がない。
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