社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

東方見聞録と金の蔵Jr(同じ系列店だった)

2009-11-13 08:51:44 | 日記

先週の週末、知人と会社の帰りに、なじみの居酒屋「東方見聞録」に寄った。ところが店の前でチラシを配っており、そのチラシを持ってなじみのお店つまり「東方見聞録」の入り口に行くと、店の名前が「金の蔵Jr」変わっており、オープンの花束で飾られていた。うーんと不思議に思って中に入ると、つい先月末に来た時と店員さんも、中のレイアウトも、オーダーシステムも変わっていない。まったく同じだった。

前回つまり先月末にも来た時に、オーダーは、テーブルのタッチパネル端末から、全て入力する様になっており、便利な反面、面倒だが確かにこのシステムでのコスト削減は大きいだろうとは思っていた。且つその時に、焼酎のボトルを入れたばかりだった。

金の蔵1
金の蔵2

さて、前回まで使っていた割引券と、ボトルキープしたカードを見せると、両方とも使えた。つまり値引きと前回入れたボトルが出てきた。しかしそのボトルを飲み干して、次を頼もうとすると、ボトルキープのシステムはなくなったとの事。ただし全品(つまり焼酎のお湯割りやビールも)270円との事で、マアー良いかと知人と満足して帰る事となった。

しかし、上記の意味するのは何だったのだろうと思う。しかも週末だった事とオープン効果でその居酒屋はほとんど満席となっていた。

幸いなのか、どうかは別にして、ボトルキープも割引カードも使えたが、お店のレイアウトとオーダーシステムが全く前回と変化がなかった事から、事前に先行して、システムの導入を図ったとしか考えられない。店員(アルバイトと思うが・・・)さんが変わっていない事から、簡単に推察する事ができる。つまりオーナー会社は同じで居酒屋のブランドが異なるだけと言う結論だ。

金の蔵5後日ネットで調べると簡単に、わかった。株式会社三光マーケティングフーズが経営する同じ系列店だった。この「金の蔵Jr」は「黄金の蔵ジパング」からのブランド展開?らしいが、H21年から、出店されているらしいが、H21年5月に全品300円の居酒屋となった。その直後全品299円となり、H21年8月から全品270円となったらしい。最も元の「東方見聞録」も既に全品270円となっており、その違い・コンセプトはあまり分からない。

と言うことで、居酒屋もすさまじい価格競争となったと思う。生ビールからから揚げ、串焼き、ビザでもすしでも270円。うーんとうなってしまう。最も食材等の安全性を心配してしまいそうになるが・・・。

しかし心配なのは、金曜日だったせいもあるが、お店はオープン効果つまりお店前でのビラ配り等で満席となっていたが、これが今後も続く様だと、景気回復となるのだろうが、これが続かないようだと、景気回復もおぼつかない。つまり、ここまで安くなっても、本当に必要な時以外は、家に帰って飲む事を選択する人が増えているのではないかと想像するからだ。

アルコールが好きであれば、家で飲んだ方が安くつくのは明らかであるからに他ならない。企業での経費削減で、昨年上期までと状況が一変しており、交際費や会議費等を切り詰めて行くと個人負担でしかないため、本当に皆と飲む事が好きな人が多くなければ、どんなに安くても状況は変わらない。そして、私が見る限り、最近の若い人は、あまり飲む事自体が好きな様には思えないと言うかそう言う若者が減ってきている事も確かだと感じている。

デフレスパイラルは、更なるデフレスパイラルを起こしそうで、先行きが不安だ。サラリーマンのささやかな楽しみとストレス発散(愚痴のこぼしあい)や酒飲みニケーションは、ある程度は必要だとも思うが、今後どうなるか不安で仕方がない。飲食店の出店は多く、出店するのは容易い(たやすい)がバブルの時代でもそれを維持つまり生き残る事は難しい例をたくさん見てきた。

この戦後最大とも思われる大不況下、でこのチェーン店が同じ場所にある事を望みたい。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿