社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

世界同時株下落の中で何に投資するか?

2008-01-23 21:25:14 | 日記

年明け早々、更に米国のサブプライムローンに端を発した世界同時株安により、株や投資信託での資金運用が困難になっている
昨日22日TOPIXは1,219.95(△73.79ポイント)、日経平均は12,573.05円で△752.89円であり、TOPIX連動や日本の優先株連動の投資信託は、基準価格が下落する一方である。一方で海外先進主要国の株中心の投資信託も下落気味であり、今日23日のオープンの投信を見てもほぼ全部基準価格(時価)が下落している。一方今日の東証一部の個別銘柄を見ても殆ど対比で下落しており、上がっている銘柄を探すのが困難な状況である。つまり、国内外の株式及び投信は現状だけを言えばかなり危険な状況といえる。

それなら何に投資するかと考えると、残るのは新興国株式と債権市場であるが、昨日のTVでも放送していたように、中国及びインドの株式市況が下落した(中国は昨年も2月にも発生したが・・・)。それじゃ債券市場はと考えると主になる米国で、サブプライムローンの影響で新たな「モノラインショック」と呼ばれる、サブプライム関連商品の信用をささえた金融保障専門保険会社(モノライン)の格下げによる、他の証券化商品や地方債権市場等へ混乱が広がる恐れが発生している。つまり、海外の債権市場も危ない

すでに株ではなく、商品(石油、金、銀、銅、鉄、穀物等)は既に過去最高の値段になっており、いまさら投資しても、今後更に上がるかどうかの保障もない

ちなみに投資信託関係で、少しずつではあるが、ここ1年あまりで購入した5商品は1つを除いて、全て基準価格が下落している。但し、ズット下落と言う意味ではないが・・・。それでもまだ、マイナス(総投資額に対しては元本は割っていないが・・・。)

最初から固定で例えば10万円で購入して、その後配当なしの運用(あまりないと思うが。。。)のみや年一回(決算時の配当)ぐらいの投信であれば、最初の基準価格と最新の基準価格とその間の配当金を計算すれば、どうなっているかが、直ぐ判断付くと思うが、問題は、毎月配当型の投信である。一番有名な商品を当家でも4年6ヶ月ぐらい前に購入して、毎月配当金をもらっているが、果たして、儲かっているのか、元本割れしているのか、実は全部を計算しないと分からない。

ましてや、最初の目論見書通り行っているはずはないし、定期的に送付されてくる運用報告書では、判断が付かない(つまり、自分の購入した時点の時価と現在での比較はできない)。
一方、定期的に送付される証券の残高明細では、先ほど述べたように、対象とする口数と個別元本が変化しなければ、簡単に把握はできると思う。

という事で、当家での実績にもとづき「グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)」に関して分析して見た
※今更説明の必要はないと思うが、本投信は先進諸国の債権中心の投信であり、以前はトップの人気商品だった。勿論今でも上位に位置している。

分析をする為に、4年6月分の全「収益分配金のご案内」にある詳細データ(対象残高口数と、個別元本、普通配当金、特別配当金と標準価格)を入力し、普通配当金は税金(10%)をマイナスし、初期投資(つまり購入時)は手数料+消費税をプラスして、試算してみた。

結論を述べると、ここ4.5年は年平均約3%の運用利益が出ていた結果になった。この間の定期の金利は0.3%~0.5%が主であり、これを考えると結果はマアー満足のいく結果であったかなと思う。それでは、同じようにこの投信に更に資金をつぎ込むかと言うと、現在は取り合えず、1年の銀行定期でもインターネットでの申し込みで0.7%ぐらいになっている為、取り合えず、定期に逃がしている状況だ。

理由の一番は、「グローバル・ソブリンオープン」の分析によって分かった事の一つに、購入してから約1.5年は全く標準価格(つまり時価)が個別元本を超える事がなく、1.5年にかけて毎月下落していた為である。その間見かけ上、毎月40円(1万口当たり)の配当金が振り込まれる為、錯覚するが、実はこれは特別配当金であり、結果この配当金で支払われた分は、元本の一部返却としての処理になる為、1.5年にわたって、個別元本が減り続けた事になる。つまり、1.5年だけで評価すると、その時点で解約すると元本割れになったはずである。もちろん手数料も消費税も含めてであるが...

従って、債権の動向をもう少し見極めなければ、同じタイプの投信にも手が出せない。理由は債権は、その国の金利が低ければ、友理であるが、金利が上昇すると、債権の利率を上回るリスクが発生するからである。サブプライムローンで米国や欧州の投資家や銀行に多大な損失が出ている為、急に金利が上がるとは思えないが・・・。

まあ、いずれにしても、低金利、株安、円高、物価高が続くようだと、大変生きずらい時代になったと思う。
※物価高だけが、なぜそうなるかが、個人的には理解できない所もあるが・・・。
 これに関しては、別テーマで掲載します。

 


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