社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

当社の春闘(賃闘)とその見返り(反動)

2009-04-01 07:48:34 | 日記

当社の今年の春闘は、組合側が毎年より約1ヶ月送らして、熟慮に熟慮を重ねて、会社要求を出した。その要求額は賃上げ1.84%アップの一時金4.96ヶ月(賃上げベース)だった。私的には、まず満額は有り得ないが、賃上げには実は殆ど興味がなく、一時金がどうなるか?おそらくこれも満額回答は無いだろうと予測していた

大手家電メーカーや自動車業界の回答が次々に出てくる中で、ベアなし、昇格昇給も凍結等非常に厳しい中で、当社の、回答は見事なぐらいあっさり出た。当社は、トップが、雇用維持つまり人員削減はしない方針を既に打ち出しており、この中での春闘の要求であったが、結果は私的には十分満足の行く物となったと考える。最も私が、その恩恵を直接受けるかどうかは、今後の評価次第になるが、何れにしても賃上げは、あまり関係がない。ここ15年ぐらい変化がないからである。つまり、若い人(30代)への配分が大きく50過ぎた私には、殆ど関係ないからでもある。但し一時金は絶対額に比例する為、評価によってももらえる額が変化する為、多いにこした事はない。しかし、実はここ数年の経験で言うと、これも給与所得で言うと変化するが、手取りで考えると、これもあまり変化しない。つまり以前にも掲載したが、給与が昨年ほぼ半額になっても、手取りは余り変わらない不思議な現実を経験したからである。

要は、給与所得が高いとその分、所得税、住民税厚生年金が上り、給与所得が下がるとその分、税金が下がるからである。中途半端に給与が高くても余り意味は無いと言う事に成る。

要求

回答

賃上げ 1.84% 1.38% これも、一般の電気、自動車業界に比較すると、脅威的回答と思う。最も私的には余り影響はないが・・・。100円もベースが上れば良い方だろう。
一時金 4.96ヶ月 4.77ヶ月 4、5年前の水準だが、よくここまでの額を回答したと、思う。満額ではないが、十分満足できる回答だと考える。

この春闘の回答は即日提示され、組合側はこの回答を受け入れ、収束する方向である。会社側も組合側も、無駄な時間を擁するより、サッサと仕事をしてもらいたいと言う事だろうと、解釈している

さて、4月1日付けの人事移動で当部の本社大阪で少なくとも8人の移動が発生する事が予測できていたが、結果はそんなものではなかった。

  • 同じ事業部内の異動    -> 1人
  • 当社内(だが違う部門)  -> 9人
  • 100%関連会社     -> 3人(自分を含む)
  • 関西の関連会社      -> 1人

前日に分かっただけでも、少なくとも14人が移動する事が分かった。更に工場側でも6人が移動する事を知る事になり、当社全体で行けば1,000人規模の配置転換となるようである(結果は今日の辞令で判明するが・・・)

最も職を失うわけでもないので幸せな方だと思うが、当部だけ見ても殆どばらばらに散っていく事になる。大変さびしい事に成りそうである。

 ついでに、私の隣の後輩が、ここ2~3日机の中の資料を整理しているのを見て、「身辺整理をしているのか?」と訪ねると、「いえ違います。となりの後輩にいつも資料があふれていて迷惑を掛けているので整理しています」と彼は返答したが、バレバレで直ぐ彼が転籍する事とその転籍先が予測できた。

結局、昨日の午後、4月1日の転籍の話をしてくれたが、予想通りだった。その後はもうオープン状態で、転勤の為の家を決める為にメールで送付されてきた借受社宅を調べていた。

雇用を守る事と春闘の満足な回答、その結果社員に求められるのは、問答無用、選択の余地の無い出向や配置転換(勿論場所も全国で・・・)と全力での結果を求められる事になるが、それでも幸せな方だろうと考える

私の場合は、大変恵まれており、出向先の会社や業界もトップも知っており、転勤も伴わないし、運がいい方である。


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