社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

お義母さんの友人が病院で亡くなられた

2012-05-14 19:13:31 | 日記

先日奥様に、生命保険会社から電話が掛かってきた。

病院に入院されていたお義母さんの友人が、昨年秋に亡くなった。お義母さんに借金をしていたので、自分が掛けていた生命保険の受け取り人にお義母さんを指定していた。保険を掛けた保険会社の担当者が、既に退職しており、且つ受取人を探すのに非常に手間取った。半年以上かかったが、やっと探し当てたとの事らしい。お義母さんも一昨年末に今の介護有料老人ホームに変わった事もあったし。

この亡くなられた女性の方には身寄りの方がいなかった。独身で、定年まで日本の大手商社に勤められた。従って普通だったら、それなりの給料、と言うかそれなりではないと思うほど巨大な会社なので、相当な給料はもらえていたはずだ。そして退職金や年金も。

しかし、実際はお義母さんや奥様によく電話が掛かって来ていた。お金を貸す時はもう戻ってこないと思って渡していたらしい。最初の頃は、20万~30万円を何回か借りる。そして1年ぐらいするとまとめて返す。借りる時に次の年金が入ったら返すと毎回話していたらしい・・・。そしてその内・・・。

お義母さんの銀行の記録によると、軽く400万円を超えていた。

保険会社の方の話だと、掛けていた保険も取り崩し(掛け金が払えなくて)、受け取れるのも100万円も無いようだ。マアーそれはそうだろう。保険の掛け金を払えるぐらいなら、借金はしないだろう。

しかも、これを受け取るには死亡報告書がなければ受け取れないとの事らしい。今回亡くなられた友人の方は実は警察での死体解剖となっているらしく、その死亡報告書は警察からはもらえない。親戚の方もいない。

既に諦めた借金だし、別に手に入らなくても良いが、かといって、保険会社でも、宙に浮く保険金の話なので、何とかするしか無いようだが、さてどうなるだろうか?

最後まで、手間を取らせる友人の方の様だ。別に死者を鞭打ちたくはないが・・・。

上記のご友人は、本来はお金が無かった訳ではない。普通の方より遥かに所得はあったはずだ。しかしそれを上回る消費癖があったようだ。ブランド物の服や海外旅行・・・借金をしてまで。

私は話した事が無いので分からないが、おそらく人生を後悔された事はないと思う。周りに一部の方には物凄く迷惑を掛けたかも知れないが・・・。しかしこの方にとっての人生とは何だったのだろう。勝手なお世話でしょと言われかねないが・・・。


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