池井戸潤『下町ロケット』に続いて、読んだのがこの『民王(たみおう)』と言う作品だ。7月24日(金)からテレビ朝日でこの作品のドラマ番組が深夜放送される予定だ。従ってこの作品もまた相当売れたのだろう。
この作品を読み始めた時に、すぐ氏の『BT’63 上下』と言う作品を思い出した。主人公が、頭痛がして、亡くなった父親の頭の中に現れ、父親の体験を経験すると言うストーリーを。
そして今回は、親子で心が入れ替わると言うストーリだ。総理大臣の親父とそのバカ息子が。しかもその原因が、米国で開発された技術が盗まれて、テロとして、使われたとの事。そんな馬鹿なと思いながら、読んで行くと、余りにもばかばかしいので逆に、面白いまるでマンガみたいな作品だった。
そうとう政治を茶化しているが、最期の落ちも理想論的には面白い。
書籍名:民王(たみおう) |
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国会騒然・・!! 日本の政治はいったいどこへいってしまうのか!? これが、首相や政治家への陰謀だとしたら!? 政界で繰り返される、不祥事に問題発言。 胸がスカッとする 痛快エンタメ政治小説! |
●就任後すぐ、投げ出すように辞任してしまった首相 ●愛人とのスキャンダルを報じられた官房長官 ●酒を飲んで国際会議に出席してしまった経済産業大臣 ●売春クラブの利用が発覚した議員 ●用意された原稿の漢字が読めない首相 ・・・・・これが、本当のオトナ(しかも一国の代表)といえるのか!? もしかしてこの事態、何者かによる陰謀じゃ!? |
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