社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

2000年製作映画:東映・小学館・小学館プロ「千里眼」

2008-10-12 11:12:10 | 日記
DSCF0794A.jpg最近読んだ本3(松岡圭祐)、つまり『千里眼』の話である。どこかのフリーマーケットで買ってきたと思われるこの『千里眼』にはまり、以降松岡圭祐氏の千里眼シリーズを読む事になった。結果氏の多くの書籍を手にする事になる。その原点が実はこの『千里眼』であった。

昨日のサンテレビ(大阪だけ?)で2000年製作映画:東映・小学館・小学館プロ『千里眼』を19:30~21:24で放映した。
HDDレコーダーに記録するも、結局記録しながら奥様と娘も一緒に見てしまった。

主演というか登場人物は水野美紀(岬美由紀役)、黒木瞳(友理佐知子役)、柳葉敏郎(蒲生警部補の代わり?)、監督は麻生学であるが、やはり短時間の中に、全ての原作を詰め込む事は出来なくて、かなりがっかりしてしてしまった。

娘や奥様は、主人公は黒木瞳で、なかなか迫力が有ったと言っていたが、なるほどそう取られても仕方がないのかもしれない。
余りにも友理佐知子役に黒木瞳がはまっており、逆に岬美由紀役の水野美紀がうまく活かされていなかったと思わざるを得ない。

原文を読んだものとしては、勝手に岬美由紀の人間像を作ってしまう為、余りにも印象が換わってしまうのだろうが、原作とかなり、この映画の設定が異なる(はしょっている)作品の為、期待が大きいがゆえに、現実とのギャップが大きくショックを隠せない。

演出家の問題ではなく脚本家か監督等の、原文からくる迫力ある部分を何処まで出せるかが問題と思うが、残念ながら、原文にはかなわない。通常、こうなってしまうものだから、先に映画を見てから小説を読むほうが良いような気がする。

話は変わるが、原文(コミックだが)を呼んでも、その映画が更に面白く感じられたのがある。
『あずみ』である。その2も同様で原作とは別の衝撃的な印象を受けたが、残念ながら、『千里眼』は原作をうまく活かせたとは到底いえないと私的には思う。


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