先日の朝日新聞の週末版に、「デスクトップ型パソコン」と題して、シェアと昨年度のデータが載っていた。出典は野村証券金融経済研究所との事。
2007年つまり昨年度のデスクトップPCの出荷実績は606万台との事。
シェアは以下の通りである。
メーカー | シェア | 備考 | |
1 | デル | 20% | 米国の直販メーカー、圧倒的低価格で日本でもシェアを上しつつある。 |
2 | NEC | 20% | MS-DOSの時代は一世を風靡した(市場の大半を制覇した)が、DOS/Vと言う規格統一と Windows95の登場でシェアが低下。 |
3 | 富士通 | 17% | 日本勢でNECに次ぐメーカーに。ソフトテンコ盛り戦略の勝利かCM広告の効果か? |
4 | 日本ヒューレット・パッカード | 11% | HPと略されるが、HP自身は米国メインフレーム系のメーカーであり、このシェアで出ている のは実際は買収した旧米国コンパックの製品と考えられる。 |
5 | レノボ・ジャパン |
| 中国のレノボが買収した旧IBMの製品です。 |
6 | その他 | 28% | - |
と上記の様になっている。
以前であれば、当社は系列の関係で、NECの製品が大半を占めていたが、最近デルやHPのPCが、増えている。理由は、利益が最優先され経費節減の為には、もはや系列を行ってはいられないと言う事だと思う。
つまり、単純にデルやHPは日本のメーカーより安いと言う事になる。実際には鍵を握っているのは私が知る限りどうも台湾のメーカーのような気がしている。
デスクトップでは、この様なシェアであるが、一方ノートブックの台数では、年間100万台強の台数が出荷されている。その大半7割とも言われるシェアをPANASONICが占めているらしいが、昨年からこの市場にも変化がおきつつある。
当ブログで何回もミニPCの記事を投稿しているが、ASUSが、Eee PCでこの100万台を超える実績を世界であげている事である。
2008年は、PCの世界では特に上記デスクトップPCへ何れ影響を及ぼすであろうノートPCの市場で変革が間違いなく起きていると考える。
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