関空でJALのICポイントを消化で、安い腕時計を購入したが、割と軽いのとシンプルで見安い為、その後ずっと使っていた。
この時計はCROTONと言うブランド製品(良く知らないがアメリカの老舗メーカー?)で、秒針付き、曜日と日付付き(勿論31日以外の翌月は調整しないと自動では修正してくれない)の背景が白のタイプで、しかもリュウズが一つしかないタイプで、関空で安売りされていた物だ。
時刻を合わせて貰って、何もパッケージしなくてよいと言ったら、スポンジの回りに時計を巻いて、箱に入れてくれた。つまり取り扱い説明書も保証書も何も入っていないと言う事で、家に帰って、初めて気づいた。
実は、これが問題となるのは5月1日であり、それまでは3月が31日だったので4月1日は何も修正せず、問題は起きなかったが、5月1日の休みに、夜中に調整を試みたが、リュウズ一つと言うシンプルさの為、曜日、日付の合わせ方が分からず、結局日付と曜日はでたらめで、時間が一時間遅れに設定されたままで、5月2日の出勤となった。実は家を出る時は、このことに気づかず、北新地駅に付いた時、気づいたが、操作が良く分からない為、ほって置いた。
その夕方、知人と軽く飲んでいると、その彼が直ぐ気づき、「腕時計が1時間遅れていますよ!どうしたんですか?」と尋ねるので、「実は、ICポイントで購入したのだが、説明書が入ってなくて、調整方法が分からない」と言うと、彼曰く「チョット貸して下さい」と言い、私の腕時計を見ていた。
すぐ、このタイプは昔のセイコーのリュウズ一つタイプの操作と同じですよと言う。またこのベルトも今私が使っている物と同じで、なかなか良い製品ですね!と言ってくれた。中国製のパッチ物では、この金属製ベルトがまずやられるのを考えると、この時計のベルトは中々良くできていると思う。
GWの5月5日にヤット落ち着き、ネットでセイコーのホームページを調べるとサポート情報の『取扱説明書』の所の『取扱説明書ダウンロード』の『基本操作』で、ヤットその修正方法を知る事ができ、日時と曜日を修正する事ができた。
そのセイコーのホームページを見ていると、奥様曰く、エー!知らなかったのと私に言うではないか?昔からセイコーのリュウズ一個タイプをずっと使っていた為、勿論知って入るとの事(逆の言い方だと他の調整方法を知らないと言っていたが)。
私は、確かに高校の入学時の最初の腕時計が親父に買ってもらったセイコーの同じタイプだったと記憶しているが、そんな大昔の事はとっくに忘れている。つまりその後多くの腕時計を購入しているが、セイコーは購入していない。
以下参考の為、簡単にリューズ一個タイプで日付、日付のあるタイプの修正方法をまとめておきます。
1)要はリュウズを一段引く事で、
曜日/日付を設定する事ができる。この時には秒針は止まらない。
・目的の一日前の曜日/日付に設定する。
右回り(時計回り)で曜日が英語/日本語でインクリメントされる。左回り(半時計回り)で日付が一日づつインクリメントされる。
・秒針を12時つまり0にあわせる様に
2)リュウズを更に一段引く。秒針が止まると同時に、この段で分針で時間を合わせる。
・上記1)の処理を終わり、秒針を0になるように、リュウズを引く事。
・リュウズは右回りに回して、日付と曜日が当日になるように合わせる。
・当日の午前と午後の時間を間違えないように、実際の時間より4分から5分先に回してから、戻し実際の1分前に合わせる。
・後は、正確な時計(電波時計や)、時報、携帯電話等を見ながら待ち、その時間にリュウズを押し込み時刻(分、秒レベルで)で合わせる。
と言う操作になります。
※多くの人は、既に知っており、余り問題ではないのでしょうが、私は始めて知り(正確には忘れていたかもしれないが)、勉強になりました。