社会不安障害:SAD、ボランティアとセカンドライフ

SADで会社を休職したが、一年で復帰し、無事定年を務めて、その後の生活とボランティアについて気ままに掲載中

大半の大学で導入されているMoodle(学習管理システム)

2012-01-21 07:21:35 | ITについて

第二の人生の仕事分野は、ITの教育分野活用を考えてみようと思っている。これは、米国のベンチャーの数学ゲームの会社がすごい業績を伸ばしている事から、そう考えただけの安易な発想ではあったが。しかしトコトン調べて見ると見つけた。日本版DREAM BOXとも言うべきEラーニングの会社を(クリック!自立学習応援プログラム『すらら』)。しかも昨年末のオープンの様だ。他にもいくつかEラーニングのシステムやクラウドサービスを見つけた。やはり、日本でも進んでいるようだ。単に私が知らなかっただけだ。

このEラーニングのシステムに関してはその教材が鍵になると思うが、そうすると教科書や参考書を出版している会社か予備校、塾等が一番近い。そして学校その物も。そしてそう言う所と提携などで組めればそれが一番だろうと考えたが、さすがにクリック!自立学習応援プログラム『すらら』では既に実際の学校と提携しているようだ。

ウーンこれで教育関係ではあまり意味がなさそうだとは思わないが、個人がビジネスでシステムを考えるにはどうも無理があるようだ。更に調べるとMoodle(Moodleとは - MoodleDocs)と言うオープンソースのコースウェアを見つけた。

ムードルは、オープンソースのコース管理システム (CMS - Course Management System)、学習管理システム (LMS - Learning Management System)、仮想学習環境 (VLE - Virtual Learning Environment) です。教育者が効果的な学習サイトを作成することのできる、フリーのウェブアプリケーションです。<LMS標準サーバーより>

しかも、何と大半の大学がこのMoodleを導入していた。すごい。そして一部小学校や高校でも試験的な教室運営が、実行されているようだ。日本も凄いと改めて感心した。最もこのMoodleの導入が進んだ背景には、これを学習用の教材として使うと言うより、どこの大学でも今となっては必要な講義の案内や、テスト等をこのシステムで簡単に実現できるからであり、まさに大学用に特化したCMSと言う事ができる。元々大学で学習者の講義の管理用に開発されたと言う事から、当たり前の事なのだが。

ブログ用のCMS、通販用のCMSと言うように、それぞれ専門のCMSがあるようにこの大学用に特化したCMS。それがこのMoodleの様だ。しかもオープンソース。しかもこれをクラウドサービスとしている会社もある(LMS標準サーバー)。なる程とまた感心してしまった。大学が専用のサーバーを自前で用意する必要もなく、それ専用の職員を雇う必要もない。ビジネスとして考えればなかなか的を得ている。実際にどこまで活用されているかはわからないが、とにかくここまで導入が進んでいるとは思わなかった。余りにも世の中の進化が早い。また改めて実感した。

と言う事で、もう少し教育関係のシステムやWebサービスを調べて見よう!Moodleも万能なシステムではないからだが・・・。つまり最初にあげた自立学習用の日米のEラーニングのサービス会社のシステムを見ると、このMoodleとは別のシステムがいると思われる。Moodleの場合はあくまでもテストシステムと管理システムであり、効率的に学習できるかと言うとそれはシステム外の話だ。そしてそれは学ぶ教科によってもその学習方法は一意的に決められない。ゲーム的に遊びながら学べるものもあるだろう。教科によってその学ぶ方法が別々ならそこに別のEラーニングシステムが必要となる。或いはそれはオンラインゲームの一つかも知れないが・・・。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿