2012年1月18日の夕刊に掲載された朝日新聞の記事だ。もちろんネットでも掲載されていた(asahi.com(朝日新聞社):大阪市の早期退職者2倍 給与カット前に駆け込みか - 関西ニュース一般)。何とも言えないが、個人的には当然予想された話のような気がする。但しその前提となるのは、早期退職制度なる優遇制度があると言う前提だったが・・・。
つまりその前提があったから、このような予想された事が起きるのだろうと思う。トコトン大阪市は甘かったのだろう。あらゆる事に対して・・・。結果は市民の為に良かれと思ってしたと思われるだけで、それが本当に良かった事かは、未来が決める事になるのだろう。
とかっこよく言っても仕方がない。私が大阪市のこのような労務(人事)・財務(経理)の事を知っている訳ではない。今回の場合にその対象者となるのは、45歳~55歳と50歳以上と言う年齢の方だ。しかし60歳の定年直前の方であれば、非常にシビアなる計算が成り立つと思う。それはある意味、非常にドライでもあり、ち密に計算された世界なので、これは御本人も含めて周りもドライになれると思う。
しかし、定年まで大分(5年以上)ある方にメリットがあるとすると、それは当然もらえるであろう退職金や残りの給料が無くなるリスクをおっても、プラスとなる仕組みだろう。それは早期退職制度と言う名の元に上乗せされる加算手当と思うが、今時それが多く加算されるとは思えない。が大阪市の場合はその手当を最大2割増し、市バスの交通局は11年と12年度に限って最大3割ましにする制度を導入している。
がそれで当然働いていればもらえる年収を失ってまで、一時的に貰っても、暮らしていける試算がなりたつのだろうか?しかしそれが橋本知事への怒りだけではなく、自分たちの生活を含めてドライに考えた結果だと思うので、メリットがあったのだろう。
逆に言えば、大阪市職員の給料が、やはりおかしかった。そして更にそれを削減する為の早期退職制度も、問題があったと言う事ではないのだろうか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます