やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

やったぁ,ばんざーい

2015-03-19 07:40:40 | 今日のやれこら
総合病院の「整形外科」で,2か月に一度の診察を待っています。
“もう予約時間を,30分過ぎたぞ,どうせ薬だけなんだから,早くしてくれ”
イライラしながら,診察を待っています。

「もう帰ろうよぅ,何時間も待ってるよ」
『まだ,30分しか待ってない,もうちょっと我慢せい!!』
待合室の椅子に座った私の前から,父子の会話が聞こえて来ます。
「もう治った,帰ろうよぅ」
『ちゃんと見てもらわにゃぁ,入学式に行かれんぞ!!』
手首にコルセットをはめた子どもは,小学校入学前の様です。

待ちくたびれた父子は,しりとりを始めます。
「お菓子」→『しまうま』→「まんじゅう」→『うす』→「酸っぱい」
『酸っぱい?まあ良いか,じゃあ,いす』→「すすすす・・・スイカ」
『カラス』→「すすすす・・・す」
『す?』→「お酢の す」→『じゃぁ,カラスの巣の,す』
「すすすす・・すみれ」→『れ,かぁ,レンコン』
「ん,が付いた,僕の勝ち!!」
「やったぁ,ばんざーい」
子どもは正直です,大きな声で叫んだんです。

何回もの診察で主治医=研修医?の言う事は,分かっています。
一応「どうですか?」と聞かれ,いろいろ訴えてみても,
「それでは,いつもの薬を」で終わりなんです。
“病院を変えたほうが,良かったかなぁ”
“また初診で,MRIから始めるのもなぁ”
“人間味の無い研修医が,主治医になったなぁ”
“4月の移動で,人間味のある研修医が主治医になるかもしれないしなぁ”

「それでは,いつもの薬を,二か月後に来てください」
今回の診察も,いつも通り終わりました。
ところが,今日の研修医は,一言付け加えたんです。

「4月に転勤します,次回からは新しい先生です」

聞いた途端,こどもの様に叫びたかったんです。
『やったぁ,ばんざーい』
                     
PS)今日で,ブログ250号
   病院の帰り道に桜並木が有ります。
 
   晴天に満開の桜を撮りたかったんですが,空は雲が厚く垂れこめています。
   蕾もまだまだ,固いままです。


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