
お昼前の瀬戸内海です。
秋の真っ青な空です。
海は夏の色から,冬の色に変わり始めています。
この時期にしては,気温は低めですが海は穏やかです。
この場所からは,対岸四国の山が望めることも有ります。
冬の寒い朝には,遠くに見える島が浮いて見える“浮島”の景色も見えます。
いつもは海と空の境に見える島が,今日は海からの水蒸気で隠れています。
めったにない景色です。
夏は海水浴客でにぎわう砂浜には,私のほかに誰もいません。
“写真にとっとこ”
あいにく,“らくらくphon”携帯カメラしか持っていませんが使います。
ケイタイで写真を撮ることなどめったに有りません。
慣れない操作に四苦八苦です。
二つ折りのケイタイです。
レンズが有るのは,写っている画面の裏側だと思っていました。
写そうと思う方向にレンズを向けると,何やら肌黒い色が写ります。
”何だこりゃ“ですが,やがてケイタイを持った私の指だと分かります。
“ははぁー,ここがレンズだ”
“分かった,分かった,今度は大丈夫”
写った写真を確認すると,景色の真ん中に黒い筋が入っています。
3枚ほど撮りましたが,どれも同じです。
“おかしい,何も無いはずなのに”
やがてわかります。
私は,ケイタイにストラップを付けています。
その紐が,レンズの前に垂れ下っていたんです。
という事で,やっと撮れた,“まあまあ”の一枚を掲載です。
やれこら やれこら