やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

321だ,Sunnyだ

2015-04-09 07:32:30 | 今日のやれこら
“321番だ,Sunnyだ”
“こんな事で嬉しがってもなぁ・・・”

総合病院の支払伝票の番号です。
昨日は,精密検査の結果を聞く日でした。

コンピューターの鮮明なカラー画像を見ながら,医師はあっさりと言います。
「特に問題は,有りません,大丈夫です」

8年前の人間ドック「エコー検査」で見つかった,膵臓の『のう胞』検査です。
 ・導入した「エコー」の性能が良くなって,見つかる人が多くなった
 ・体に異変を起こすものではないが,念のため半年に一回検査しましょう
 ・2年間変化が無ければ問題なし,それ以後,検査の必要は有りません
当時,再検査のMRI画像を見た医師は,確かに,こう言ってくれました。

その医師が途中で交代しました。
「今回も,特に問題は有りません」
「有りませんが,万が一という事もあります,半年に一回の検査は続けましょう」
膵臓専門医と聞いている,途中交代した医師が,検査結果が出る度毎にそう言うんです。
万が一と言われれば,患者は弱いものです。
“職場での健康診断の機会も無くなったからなぁ”
“半年に一回の検査なんだから,受けておこうか”

8年目の検査になった,ひとつ月前です。
「うーん,少し大きくなったような?・・・胃にカメラを入れて検査しましょう」
「胃からのエコーで,膵臓の『のう胞』も撮れますから」
半年に一度のCT検査の画像を見ながら,医師が言ったんです。
“えっ,あっ,うっそー,2年すれば大丈夫と言ったのに”
“8年もなんとも無かったのに”
内心では思いつつも,そう言われれば仕方ありません。

麻酔で眠らされ,大きめの胃カメラを入れられ,30分の検査を受けたんです。

“ん,これは指導・教育?”
“という事は,もう一人は研修医?”
麻酔から,半分覚めた頭に,医師の会話が聞こえてくるんです。
主治医の声は分かります。
その主治医の口調・内容が,誰かに指導・教授しているように聞こえるんです。
“最新医療機器の扱いに,慣れも必要だからなぁ”
“もしかして,いやもしかしなくても,研修医の研修になったんかなぁ”
“次々と開発される高性能な医療機器を使いこなさないといけないだろうしなぁ”

何はともあれ,何事も無かったんです。
ひと月のモヤモヤが,一気に321,Sunnyな気分になったんです。

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