残り物に福だ

“久しぶりの雨だが，干天の慈雨という訳にはなぁ”
朝から小雨ですが，恵みの雨には少し足らない降り様です。

「ボボア，ボボア」
久しぶりの雨で，羽毛の洗濯かもしれません。
野バトが，電柱のてっぺんに止まって鳴いています。

降ったりやんだりの雨ですが，明日からはお盆です。
ご先祖を，気持ち良くお迎えしなければいけません。
墓掃除に連れ合いと二人出かけます。


『無縁墓増え　自治体苦慮』
二日前の新聞記事に有りました。
「お盆やお彼岸に誰もお参りに来ず，草木に覆われる墓地が増えている」んだそうです。
市営や市設の霊園では，
「需要が多い中で，勝手に処分もできず，撤去には費用も掛かり」
自治体は，その対応に『苦慮』しているんだそうです。

“都会程ではないにしても，時間の問題かもなぁ”


草木に覆われ，お参りする人のいなくなった「無縁墓」です。
墓地は，山裾に広がっています。
見上げれば，あちこちに「草ぼうぼう」が，点在しています。
「少子化，都市集中」
“寂しいけど，現実だ，仕方ないか・・・”


“あらら”
墓掃除は，終わりました。
いつものホームセンターに，墓の「お花」を買いに来たんですが・・・


ほとんど本日分は売り切れで，残っているのは僅かです。

“明日にしようかな”とも思いましたが，・・・“残り物に福だ”