100万本目のバラ

“１００万本のバラに協力しているなぁ”


広大な製鉄所を取り囲むように植えられた，バラです。

昨日の新聞，地方版の記事に有りました。
「市制１００年に１００万本構想」
市の推計によると，家庭・公共施設・事業者・地域花壇・県，国道沿いなどに，
３月末時点で，９３万本のバラが植えて有るんだそうです。
市は来年に，市制１００年を迎えます。
「市制１００年，１００万本のバラのまち」
今年中に，プラス７万本で１００万本が目標だそうです。

我が家に一本しかないバラです。


真紅の花を一輪咲かせています。
下に咲く，満開の紫蘭が従者の様です。

「私が，来た時には有ったよ」，連れ合いが言います。
「来た」とは，嫁して来たという意味です。
バラは，少なくとも我が家で４０年以上過ごしている事になります。

バラを今の場所に植え替えたのは，８年前です。
以来，背は高くなり，咲かせる花も大きくなったんです。
植え替える前のバラは，「かいずかいぶき」の側に有りました。
「かいずかいぶき」は枝を張ります。
木陰になったバラには，年中太陽の顔を見ることは有りません。
何年経っても，幹は太らず，花は小さく，それでも枯れずにいたんです。

“何十年も，辛抱したからなぁ”
“スッポトライトを当ててやるぞぅ”

このバラは，市の推計，９３万本の中に数えてもらっていないはずです。
今年中の「１００万本達成」に向かって，市の取り組みはヒートアップするはずです。
９９９，９９９本になったら，「名乗りを上げよう」と思っているんです。

「１，０００，０００本目は，ここに有るぞぅ！！！」

“バラも，頑張ってるぞぅ”
みんな「頑張れ，ガンバレ」です。