Shimada Appli合同会社が独自に開発したマイクロスプレイガンや高速応答フィルムコートガン、並びにスプレイドットシステム等の塗布技術を応用したアプリケーションが、それぞれのマーケットにおいて、原単位の低減や製造製品の付加価値の向上に大きく貢献する原動力となる機器として広くご好評頂いております。そのShimada Appli合同会社が、近年の水性化、脱溶剤化に対応した最新型の高効率塗布システムを開発致しました。それは2流体方式の塗布スプレイシステムであり、高塗着効率のため、見切りを要求する塗布や塗り分け作業も容易に出来るものであります。
霧化方式は一種のエアーアトマイジング(2流体)方法ですが、星型形状にした特殊加工エアキャップノズルを使用して渦巻きエア流を発生させ、そのエネルギーにより円錐状塗布パターンを形成するものであります。特殊渦巻き流にて粒子化するため、薄膜から厚膜まで広い膜厚適応範囲を持ち、汎用性のある成膜形成機器と言えます。材料により膜厚範囲は数ナノレベルから100ミクロン程度の塗膜厚と、非常に広い適応性を持ちます。(日本特許取得)