お届けものの季節

あのね、最初に言っておくわ。

私、別にこの箱に、興味はなかってん。
ぜんぜん、心惹かれるものが無かったか？と言われると、それは否定できないけど、とにかく、積極的にかかわるほどの興味は、なかってんよ。

それなのに、飼い主が無理やりセッティングして、私を箱猫にしたの。



そもそもアズキって、何よ。
アズキ島って、そこに行けば、お饅頭や大福があちこちに落ちているとでも？

知ってるのよ、カゲグチたたいていること。

お兄ちゃんのこと、黄な粉をまぶした安倍川もちの、最後の一個で、黄な粉が足りなくなった残念な模様って、言ってる事。
それに、私の魅力的なアイボリーとダークブラウンの組み合わせを、こしあんもちって、言ってることも。

あのね、人間が思っている以上に、猫は話を聞いているのよ。
もちろん、理解もしてるわ。
理解をしてるってことを、教える気は、さらさら無いけどね。

とにかく、人（←猫やん、じぶん、、、）をお中元代わりにして、ネタにしようなんて、生意気よ。。。

それに、、、



賞味期限って、賞味期限って、何よ。

えっ、、、？

言葉のままの意味だって？？？


・・・美味しくないと、思うけど。


分かったわ、９月までに、この箱を破壊して、食べてみればいいのね。
仕方ないわ、やってみるわ。


　　　ち、違うと思う。。。。。（by 飼い主）

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