夜勤明け
アリナミンEX PLUSを2錠飲む
入院していた利用者さんが亡くなった知らせを
夜勤の深夜に受けた
殆どの人には高圧的でワガママな方という印象だろうが
私には人懐っこい爺さんという感じだった。
「○○さん」と話しかけてくる笑顔が思い出される
なんというか
一期一会
人の出会いは一瞬であれ永遠であれ
向き合っているその瞬間に、愛情を持って礼儀を尽くすことが
悔いの残らない接し方だと思うに至る
親しくなればどうしてもワガママを通したり
自分の思いを受け入れて頂きたいと無理をすることになる
でもそれは相手に対して確かな愛情なのだろうか?
それは追々考えよう
母親が昼飯を待っているので寿司を買っていこうと思ったが
寿司折りは軒並み1000円近く
中にはそれ以上の高級寿司が「貧乏人には関係ないよ」と言いたげに
寿司の山に鎮座しているw
結局安い海鮮丼を買って(それでも2個で1400円)食べた。
母親は寿司が大好きだがイカが食べられなくなっている
噛みちぎる力がなくなって食べられない
食材も限定されるので料理の場合も困る
今日レトルト品がまた山ほど届いた
なんだかんだいってもレトルトに頼らざるを得ない。
レンジで調理できる物も増えてとても便利
だが母親はレンジのドアを開ける力が無い
次から次と問題がやってくるが
その中でも一期一会の精神を忘れないことが
相手に対しての敬意であり感謝であり
問題解決の最高の打開策を導き出してくれる物だろう
結局誰に対してもそうだ
親しき仲にも礼儀あり
それは畏まることでは無く
相手に対しての思いやりの極み
無常の世の中でも常に心にとどめておくべき想い
さて
子猫の「ゆき」が狂ったようにオモチャを引いて走り回る。
アトリエに帰ったらスピーカーが猫砂の中に落ちており
怒りと言うより怪我が無くて良かったと思う
モニターの裏を無理矢理通ったのだろうな
猫は狭いところ大好き
少し大きくなったら力もかなり付いて危ない
やはり雄猫だなぁと思う
木工班の利用者さんが県のイベントに出した作品のうち
2名の作品が銀賞と銅賞をもらった
とくに銀賞をもらった作品は
木片を延々と何年も磨いただけの作品
思考を凝らした奇抜なデザインが多い中で
ただの木片に見えるその作品は
おそらくこの木片の貴重さは誰にもわかるまい
という気持ちで出させていただいた作品
だがその作品を見て評価してくれた審査員の方は
私と同じ想いに至っていたに違いない。
素晴らしい手の込んだ作品が評価される中で
それを作れない人のほうが多くいる現状
それでもみんなと一緒に活動すべく
できることの「磨く」という行為を何年も続けた。
そこに尊さを見出すとき、それは新たな支援と
その方に対しての尊厳と、その方の生きがいをも見つけられる
好機であると感じる。
それも一期一会の精神なのだろう
受賞しても意味が解らずキョトンとしていると思うが
木工班で授賞式を行いたいと思う。
審査員に感謝。もちろん作った方にも。
さて
夕飯はパンを買ってきてある
パンとカフェラテと漬物という軽いメニューで済まそう