国難突破?
昨日は安倍首相の国会解散表明のニュースで一日が終わりました。詳しくは書きませんが、「国難突破解散」と自ら名付けていました。かって吉田茂首相が「馬鹿野郎解散」をやりましたが、今回は国民から馬鹿野郎解散と言いたい気分です。
新聞のコラムに、戦時中、堂々と軍部批判をし憲政の神様と呼ばれた政治家・尾崎行雄の歌が載っていました。「国よりも党を重んじ党よりも身を重んずる人の群れかな」…悲しいかな、今の政治家の姿をズバリ詠んでいます。
先週の教室のお彼岸休講の間に、二泊三日で広島・尾道を旅してきました。2年前に私が入院した時キャンセルした旅行の、リベンジ旅でした。 台風18号が行き過ぎた後だったので台風一過の好天気を期待していたのですが、1日だけ晴天で後の2日は曇り時々一時雨の天気でした。
広島は日本人にとって慰霊の気持ちになる町です。
平和記念公園は修学旅行生の他、外国人が多かったです。
一生懸命自撮りをしている外国人もいます
平和記念資料館は本館が改修工事中で東館だけの展示です。
ここの展示を見ていると誰もが無言になってしまいます。
平和記念公園の一番奥の方に、原爆供養塔があります。原爆の犠牲になった数万柱の遺骨が納められています。公園の一番奥にあるので見落とす方が多いのですが、行かれる方は是非お参りして下さい。
現在も身元不明の遺骨の家族を探しているそうです。
途中で雨が降り出してきました。昨今の核ミサイルをもてあそぶ様な政治家のニュースを聞いていると、こんな時こそ広島のことをもう一度思い返してみる必要を感じます。