秋らしい陽気になって安心していると、思いがけない寒い日があって、冬が近づいて来ていることを思い知ります。今週もそんな天気が続くようです。
私もうっかり風邪をひいて10日もグズグズしています。最近は一度風邪をひくとなかなか治りません。やはり年をとっている証拠なのでしょうか?
教室の生徒さんで年をとっても風邪をひかない方が何人かおられますが、生まれついての免疫でも持っているのかもしれません。
「しもうさ悠歩道」さんのブログでは、昭和記念公園と東京ドイツ村の秋の花の写真を載せていてくれます。コキアやドーム状の菊(ガーデンマム)の行列が圧巻です。
先週の入力練習で使った日経春秋に、私の好きな「男はつらいよ」の話が載っていました。少し長くなりますがその部分を引用させていただきます。
「『男はつらいよ』のシリーズで、寅さんが旅回りの歌手、リリーと出会うのは夜汽車の中だ。窓辺にもたれ、一軒家の明かりを眺めて彼女は涙を流していた。やがて網走の町で再会した2人は、望郷の念をしみじみ口にしてなぐさめ合う。連作でも屈指の名場面である。」
文章中のこの作品は第11作「寅次郎忘れな草」です。私は「男はつらいよ」の全48作はすべて見ていますが、リリーの出る作品は4作すべて私の中ではベスト10に入ります。 松竹映画「男はつらいよ」公式サイトでは予告編だけですが、すべて見ることができます。
ちなみに私のベスト10は(どうでもいいですが)1位第15作「寅次郎相合い傘」、2位第17作「寅次郎夕焼け小焼け」、3位第9作「男はつらいよ柴又慕情」です。