思い付きブログ

混浴の伝統。どんな伝統を守るべきか

 混浴の伝統を書く前置きとして、伝統を大事にしよう、とか、伝統を復活させよう、とか言うときの伝統の定義とか基準について。


● 例えば、伝統の定義は何なのでしょうか。

 50年以上とか、100年以上とか、一定の年数続けば伝統と言うのでしょうか。
 それとも、年数に関係なく、過半数の人が伝統だと思えば伝統と言うのでしょうか。

 なお、年数が基準の場合、一定の年数の間、その伝統が廃れたとか、廃れたに近い状態にある場合は、その伝統は既に伝統ではないということになるのではないでしょうか。


● 例えば、良い伝統も悪い伝統も同列に守るべきなのでしょうか。

 悪い伝統は守るべきではないとした場合、何を基準に良い悪いを判断するのでしょうか。
 その判断は、人によって、時代によって変わると思うのですが、そのブレをどう考えるのでしょうか。

 因みに、一つのことが(人によって又は時代によっても異なりますが)、良い面と悪い面の両方を有したり、良いものから悪いものに変わったり(その逆も)することは良くあることですが。



 前置きはさておき、日本では明治中頃までは混浴が普通だったそうで。

 2012年5月15日に、白木屋ズロース伝説について書きましたが、それにも関連するので、書いておきます。

→白木屋ズロース伝説

 「雑学家族」(2012年7月7日放送、テレビ朝日)によると、江戸時代末期にアメリカのペリーが日本に開国を迫っての日米和親条約締結(1854年)後、下田の銭湯が混浴なのを見て、良くないと思ったそうで。


 江戸幕府も風紀上問題があるとは思っていて、1787年とか、何度か混浴禁止にしたものの、銭湯に浴室を2つにする経済的余裕がなかったこと、皆が混浴に慣れていて羞恥心があまりなかったこと、裕福な者も貧しい者も集まる社交場(ある種の平等社会)であったことから、あまり効果はなかったそうです。



 なお、自宅の風呂だと火事の恐れがあるので、裕福な者も内風呂を持たないことが多かったそうです。


 明治になって規制が強化されても、混浴は直ぐにはなくならず、明治中頃まで続いたそうです。



 そう言えば、栃木県の塩原温泉のほか、伊豆のどこだったかにも、まだ混浴の共同浴場があったなあ。

 混浴の伝統は。まだ生きているということかなあ。

コメント一覧

shin
http://yaplog.jp/shin99shin/
>涼さん
 タルタルも美味しそうですね。
 タルタル自体も好きですよ。
>shinさん
今日の晩御飯は冷やし中華でした
半分をマヨネーズで食べて
半分をタルタルソースで食べました
タルタルも結構美味しいですよ!
shin
http://yaplog.jp/shin99shin/
>涼さん
 いろいろな温泉に行けば、そんなところもあるかも、、、たまにですけどね。
>shinさん
そんな混浴が有るなら行ってみたい…
shin
http://yaplog.jp/shin99shin/
>涼さん
 だいたい、そうですね。
 たまに、20代位の女性がいることも、というか、いる混浴もありますが。
>shin さん
テレビで所ジョージさんが混浴は
バーさんしか居ないって言ってました
自分は行った事無いですがそう思います
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「★政治、社会とか」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事