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劇場版selector destructed WIXOSS感想。総集編が主だとねえ・・・

【ネタバレ】

◎「劇場版selector destructed WIXOSS」

2016年2月13日公開、90分。
総合評価2.5点(5点満点)

少女たちの望みを賭けた、華麗かつ残酷な闘いの幕が再び開かれる―」(パンフから。)

「思いをカードに託し、傷つけ、裏切り、貶める危険な遊戯(セレクターバトル)。全てを剥き出しに戦う少女達(セレクター)が最後に見たものは・・・・・・
今回の劇場版ではTVスタッフが再集結。TVシリーズをベースにしつつもストーリーが進むにつれ、流れが変わっていき最終的には別のストーリーが展開していくという、言うなれば “新解釈版「selector」”として制作。」(HPから。)


アニメジャパン2016にて。

2014年に1期と2期合わせて24話をTV放送し、思春期らしい自意識過剰な少女達の救いの少ないバトルと気持ちの動きがいいアニメでした。

TVの総集編の面がほとんどで、しかも、TVを見ていないと訳が分からないのでは、というというもので、TVを見ていない人には勧めにくいです。プラスして、別のストーリーも少し展開ですが、「新解釈版」というのは言い過ぎな気も。

スポットを当てるキャラをもっとしぼっての総集編にすれば、初見者にももう少し分かりやすく、まとまりのある映画になったのでは。

あるいは、特定のキャラを掘り下げる新作とか。ウリスをある程度描いていますが、それほどではありませんし。

主人公の るう子はTVでも結構描かれていますから、遊月だと実の弟への恋愛感情なので変に重くなりそうですが面白そうですし、晶だと狂気になりますが面白そうですし。

新キャラの留未と幸の不幸や妬みや救いを中心に描くのは、このアニメは少女達の悩みや思いを少し大袈裟に描いているので、それも面白そうですし。
「幸せ」から線を引けば「辛い(つらい)」になるという留未、幸を苦しめる留未、最後は、「辛い」に線を足せば「幸せ」になると言う幸。この辺はもう少し時間をかけて描いてほしかったです。その方が納得感が自然に得られたでしょう。頭では納得できる描き方でしたが。

ウリスや留未というか、釘宮さんの狂気の演技が良かったです。「劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza」のムサシ役の釘宮さんは抑えた演技が良かったですが、selectorではあまり抑えない演技が良かったです。

小湊るう子(cv加隈亜衣)、紅林遊月(cv佐倉綾音)、植村一衣(cv茅野愛衣)、蒼井晶(cv赤﨑千夏)、浦添伊緒奈(cv瀬戸麻沙美)、繭(cv種田梨沙)、
ルリグのタマ(cv久野美咲)、ウリス(cv釘宮理恵)、花代(cv川澄綾子)、緑子(cv高橋未奈美)、ピルルク(cv大西沙織)、エルドラ(cv新井里美)、ミルルン(cv日高里菜)、マユ(タマとイオナが1つになった、るう子のルリグ。)(cv種田梨沙)、
五十嵐留未(cv釘宮理恵)、戸賀崎幸(cv日笠陽子)など。


【shin】
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