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櫻子さんの足下には死体が埋まっている感想

【ネタバレ】
2015年秋アニメの感想の続きです。

◎「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」(全12話)

総合評価3点(5点満点)

○ 骨を愛している櫻子、人付き合いをしない櫻子、美人な櫻子、正太郎をからかって楽しむ櫻子、名探偵な櫻子。正太郎は櫻子が好き。
骨を探しに地面を掘り返すと人骨が出てくることが多いという設定はそういうものとして、頭蓋骨から100年前の他殺と見抜いたり、警察が心中と判断した遺体(骨にはなっていない。)を他殺と見抜いたり、大活躍。

櫻子の言動が可愛いとか楽しいとか、振り回される正太郎が楽しいとか、それでも楽しめます。
謎解きも結構いいですし、謎の花房があちこちでかかわってくるところや、花房が大事件にかかわりそうなところも結構いいです。


全体として、よくできてはいます。

ただ、全体として、櫻子の推理が上手く行きすぎなところを、そのまま、上手く行きすぎで不自然と感じてしまったところ、特に11話のように、話しが速やかに進むこと自体はありとしても展開が速いばかりでダイジェストのようなところ、それがこのアニメに少し興ざめした部分です。


なので、世間の評価よりも低いと思います。世間では4点以上なのでしょうね。

九条櫻子(cv伊藤静)、館脇正太郎(cv榎木淳弥)、正太郎の同級生の鴻上百合子(cv今村彩夏)、正太郎の担任の磯崎齋(cv石田彰)、警官の内海洋貴(cv高橋広樹)、正太郎のクラスメイトの今居陽人(cv柿原徹也)、九条家の使用人の沢梅(ばあやさん)(cv磯辺万沙子)、花房(cv子安武人)など。



○ 2話。危険なのに、暴れる犯人を取り押さえた正太郎。櫻子は正太郎の名前を初めて呼びましたが、ショウタロウとかソウタロウとかいう弟でもいて、それを助けられなかったことを後悔しているから似た名前を呼びたくなかったのでしょうね(→弟でしたね・・・)。

○ 4話と5話のヒ素入りの絵の事件で少し出てきた怪しい男は、人間の蝶骨を集めている花房と言うようで。

10話からの、磯崎の教え子の3人(圓一重(cv斉藤佑圭)、西沢二葉(cv下地紫野)、津々見三奈美(cv近藤唯))とかかわり、11話、幸せなうちに自殺しようと言いだした二葉は、ロープが1本しかなかったので一重が殺し、一重は隠し、三奈美は一重が殺したとは知らず死体を埋め、櫻子が謎を解くと。

櫻子は花房が裏で仕組んでいて、オジが追っていた悪人が花房で、同じようにして自分では殺さずに他人に殺させて何人もの蝶形骨を集めている悪人という櫻子の推理。

やけに簡単に話が進みましたが、このアニメは終始こんな感じなところが、少し興ざめですし、今一つ物語に入り込めない理由かと。

花房に心酔しきっていた三奈美が、櫻子から花房は人を愛したりしないと言われて錯乱して櫻子を刺そうとし、正太郎が間に入って刺されて入院。
病室で櫻子は、正太郎にこれ以上の危害が及ばないように会いに来るなと言いましたが、涙の恋する正太郎。

○ 最終12話。怖くて櫻子に会いに行けない正太郎。
でも、あれこれあって、会いに行き、拒否されたものの、くじけず、仲直り。

花房は櫻子の絵を画いていたので、次の狙いは櫻子ということでしょうし、続編があれば、血なまぐさい話になりそうです。


【shin】
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