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ルパン三世4期& TVスペシャルのイタリアン・ゲーム感想

【ネタバレ】
2015年秋から2016年冬のアニメの感想です。なるべく簡単に。

◎「ルパン三世」(4期、全24話(イタリアでは全26話))
◎「ルパン三世 -イタリアン・ゲーム-」(2016年1月放送、TVスペシャル)

総合評価4点(5点満点)

ルパン三世(cv栗田貫一)、次元大介(cv小林清志)、峰不二子(cv沢城みゆき)、石川五ェ門(cv浪川大輔)、銭形警部(cv山寺宏一)、レベッカ・ロッセリーニ(cv藤井ゆきよ)、MI6のニクス(cv咲野俊介)、ダ・ヴィンチ(cv井上和彦)など。

4期はイタリアで既に放送済で、イタリア人の好みに合わせて、1stテレビシリーズとは異なる鮮やかな青ジャケットのルパンです。
ルパン三世としては4期目ということになります。「LUPIN the Third -峰不二子という女-」(2012年春のTV)はスピンオフなのでカウントしないのでしょう。

TVスペシャルは4期と同じシーンもあって設定は同じものの、異なる物語。

今回のルパンは泥棒で人殺しもしますし、ニヒルなところもありますから、1stルパンの精神をベースにしていて、それに2ndのコミカルさを足し、3rdの少し洒落た雰囲気を少しだけ混ぜた感じ。

1話か2話で完結するエピソードでありりつつも、レベッカやニクスの件のように、全体を通じての物語もありました。
ここは油断していたところで、後になって前の物語を思い出さないといけなくなったり。

全体としてとても楽しかったし満足ですが、ルパンの入籍はちょっと変かなあ(レベッカは入籍手続きをしていなかったのですが、ルパンはしたと思っていたと後になって判明しましたが、ルパンは入籍するつもりだったということです。)。

映画としては名作ですがルパン三世としては精神が駄作のカリオストロの城(劇場版)の要素が結構あるのは、ルパン作品で良いものを作ろうとすると、ある程度仕方ないなとは思います。
名作のルパンvsマモー(劇場版第1作)の要素はダ・ヴィンチに生かされています。

ルパンシリーズの良いとこどりですが、上手くまとまっています。




○ 1話。ルパンがレベッカと結婚式。銭型も何か企んでいると疑っていましたが、ルパンが不二子以外と結婚(入籍、その後、離婚調停。)するなんて、ちょっと変かなあ。

王冠のありかが秘密で、名家の結婚の時でないと王冠が出されないから結婚したルパンですが、結婚しなくてもルパンなら探せよ、と思います。

レベッカはスリルを求め、ルパンは王冠を求め、次元は協力し、不二子は感づいて王冠を求めてルパンを出し抜こうとし、嘘が下手な五ェ門は知らされずにルパンの結婚を信じたと。

ノリは、基本的に赤ジャケットの2ndですね。
TVスペシャルも同様。

○ ニクスが強すぎて、そういう相手が出てくるのはお約束ではありますが、ニクスを抜きにしてもMI6が強すぎて、そういう強い組織が出てくること自体はお約束ではありますが、ルパンはMI6にも関わりたくない様子があるのはどうかと。

仮に無理だと思っても、ルパンはもっとやせ我慢をして格好つけるのでは、と思うのは1stルパンファンだからでしょう。2ndルパンファンなら、ルパンはもっと気楽に前向きに考えるのでは、と思うのでは。

○ 5話。サーカスで魔術を受け継いだけれど努力不足もあって使っていない青年をたぶらかして、別のサーカスに売って一儲けの不二子。最後にルパンが、不二子が救ったのは青年自身かどうか聞き、不二子は微笑んで答えませんでしたが、結果として青年を救っただけで、優先順位の一番はお金でないと、不二子を善人に堕することになりかねません、と思ったのは1stルパン原理主義者だからでしょう。

○ アニメジャパン2015にて。








【shin】
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