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わしも、干物妹うまるちゃん感想。田中あいみ さんが良かった、妹萌えの2作

【ネタバレ】
2015年夏に終わったアニメの感想を、順次書いていきます(まだ、一部の春アニメの感想を書いていませんけれど。)。
時間がないのでなるべく簡単に。それでも年内に終わるかどうか、かもです。

2015年深夜アニメは、たぶん、「美少女戦士セーラームーン Crystal」以外は全て見ていると思います(これは深夜アニメには区分すべきではない気もしますが。)。
今夏アニメでは「WORKING!!!」は原作を一部読んでいますが、他は原作未読です。

今夏は、かなり良かったです。
監獄学園 -プリズンスクール-」と「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」の2作の下品すぎる下ネタギャグが素晴らしかったですし、後者は社会風刺も効いていましたし、「干物妹!うまるちゃん」の家うまる などの妹ずくしの妹の可愛さも素晴らしかったですし、「Charlotte(シャーロット)」は物語は雑でしたがどうなるのか次回が楽しみでしたし、ヒロインの友利が素晴らしかったですし、「デュラララ!!×2 転」は安定の面白さでしたし、「六花の勇者」は謎解き(偶然がほぼなく、ドンデン返しも良い。)もヒロインのフレミーも素晴らしかったですし、「のんのんびより りぴーと」は安定の癒しが素晴らしかったですし、「がっこうぐらし!」の日常と異常の共存とバランスが素晴らしかったですし、「GANGSTA.」のハードボイルドは素晴らしかったですし、「乱歩奇譚 Game of Laplace」の普通の人と狂気の人、不正義と正義が素晴らしかったですし、「俺物語!!」の初々しくもアンバランスなバランスのラブコメは楽しかったですし。

「WORKING!!!」ですか?、「WORKING!!!」は別格です。5点満点なのに6点付く、数少ないアニメですし。

最初は、田中あいみさんが良かった2作から。新人声優という意味では、今年一番の収穫です。

◎「わしも WASIMO」(3期放送中)

総合評価2.5点(5点満点)
2015年1月からEテレで夕方(月火)に2期、3期と続けて放送、10分枠。2期から見ています。
いつ終わるか分からないですし、田中あいみ さんつながりで丁度良いので、この辺で感想を書いておきます。

原作絵本「WASIMO」の作者は宮藤官九郎さん、絵は安斎肇さん。
アニメはもう3期ですし(1期は2014年3月、2期は2015年1月-3月、3期は2015年3月から。)。

わしも(cv松本梨香)、ひより(cv田中あいみ)、兄の まさお(cv朝井彩加)、パパ(cv牛山茂)、ママ(cv折笠愛)、ナレーション(cv鈴木れい子)など。

左下の顔がTVなのが わしも、その右の赤いスカートが ひより。


○ 子供向けであり、祖父母や親向けでもあるのでしょう、顔がTVでロボットの おばあちゃん である わしも と「孫」の ひより を中心に、両親や友達などとの少し大げさな日常コメディ。少なくとも子供は楽しめると思います。

わしも が ひより を甘やかしていますが、ひより も人並みに我が儘ではありますが、性格は良さそう。
両親が比較的しっかりしているからなのか?(実際にそうなのかは今一つ分かりませんが、しかるところはしかり、怒らないところは怒らないので、しっかりしていないわけではない。)、自分で考える子供だからなのか?。いずれでもあるのかな。

ひより が宿題の作文が出来ていないと騒いで、見かねた わしも が代わり書いたらおばあちゃんっぽいのに先生に褒められたり。
調子に乗って絵の宿題を わしも にお願いする ひより。でも、コンクールに出されることになって慌てて、自分で親と先生に謝る ひより だったりとか(2期2話)。

オレオレ詐欺(特殊詐欺)に引っかかりそうになる わしも というのは(3期48話)、放送時間からしてもおばあちゃん向けアニメでもあるのでしょう。

わしも が世間知らずなのでしょう、暴走気味で、それを心配しているときの少し困った ひより の声がとても良いです。
そのときの声は、家うまる の声よりも可愛いです。


どちらかと言うと反面教師のような わしも、そんな中で我が儘も言いつつ少し成長していく ひより、といった感じ。



◎「干物妹!うまるちゃん」(ひもうと うまるちゃん)(全12話)

総合評価5点(5点満点)。

「ここが、日常(パラダイス)だ!!」

いやー、パラダイスでした。高校では才色兼備でスポーツも音楽もなんでも優秀、人柄も良くて慕われている妹が、アパートの玄関に入ると2頭身のぐうたらで我が儘で兄に甘えん坊な干物妹(ひもうと)で2頭身の家うまる になると。
家ではTVやネットやゲームや漫画やアニメや食べてばかりでぐうたらなのに学年1位だとかスリムだとか、謎ばかりですが、ついつい甘やかしてしまう兄との関係や、アパートの直下に住んでいる仲の良い友達の海老名を始めとする妹キャラ、田中あいみ さんの声の使い分け、短編をテンポよくつないだ構成など、楽しかったです。

あざとさもいやらしさも無いことも(入浴と水着シーンは少しありますが、いやらしさは無し。)、素晴らしいです。

いろんな妹の可愛いところをてんこ盛りで、妹のいないアニメファンのいろんな妹への妄想を存分に楽しめるコメディです。

Eテレの夕方アニメ「わしも WASIMO」(3期は2015年1月から放送中。)での小学生の ひより役も田中あいみ さんでした。可愛い声で、特に困り声が家うまる よりも可愛いです。


新宿駅にて。見る方向で うまる と家うまる に見えます。上手く考えたものです。


土間うまる(土間埋、どま うまる)(UMRでもあり、家うまる でもあり、こまる でもある。)/うまる の母(cv田中あいみ)、土間タイヘイ(cv野島健児)、海老名菜々(cv影山灯)、本場切絵(もとば きりえ)(cv白石晴香)、橘・シルフィンフォード(cv古川由利奈)、タイヘイの同僚で切絵の兄の本場猛(cv安元洋貴)、タイヘイの同僚(後輩)でシルフィンの兄の橘・アレックス(cv柿原徹也)、タイヘイらの上司で課長の叶(かなう)(cv小清水亜美)など。

○ 1話。うまる が1DKのタイヘイのアパートに来てから1年。ついついタイヘイが甘やかしてしまうので、どんどんダメになっていく うまる。タイヘイは自覚していますが。

○ 2話。一緒に勉強とはいえ、うまる は海老名をどうして室内に入れたのやら。うまる の方が勉強はできますし、海老名は一人暮らしですし。海老名はタイヘイが好きな様子なので、海老名が是非にと言ったということなのでしょうかね。

他人がいると部屋を片付けたり、外向けの表情になったり、でも我慢できずに3人での外食中に本性が出たり、タイヘイにポーとしていてそんな家うまる に気付かなかった海老名が可愛かったです。

○ 3話。タイヘイに勉強を教わっているのですね、うまる。タイヘイは勉強が出来るので。
うまる は大企業の土間コーポレーション社長の令嬢だとの同級生の話も。

・ ヤンデレ気味の切絵が うまる を尾行して自宅へ。友達になりたいようで。家うまる は兄かと思ってドアを開けましたが、うかつ過ぎ。そういう学習能力の無さは、アニメを面白くするためのもの。

他人には、サイズは元のままで冴えない外見に見えているだけなのかな・・・何故か室内に入れてしまって・・・妹の「こまる」だと言って乗り切りましたが、うまる は別の家に住んでいると言って乗り切りましたが、こまる は師匠と呼ばれるようになりましたが。便利ですね。

○ 4話。うまる は巷では有名なゲーマーのUMRということで、ゲーム大会出場。
小さな仮面をつけて顔を隠すのがマナーですが、それを気にしないシルフィンの底抜けっぷりが目立っていましたけどね。
しかしシルフィン、いつもクルクル回転していますが、よく目が回らないものですね。運動量も凄い。

○ 5話。ハムスターフードの服ばかりで私服が少ないことに気づき、お金を渡して買ってくるようにと。いい兄だなあ。
海老名と切絵とお店をアレコレ見たり服や水着を試着してから、、、ゲームを買ってしまい、安い服を買うことにした うまる。ブレない!

・ タイヘイは八王子駅(東京の西側。)から通勤かあ、遠くて大変ですね。

○ 6話。仕事の邪魔になるから、ダラダラしてても怒られないから、として部屋をカーテンで仕切ったら、互いにちょっと寂しくなって直ぐに元通り。特に家うまる はカーテンの隙間からチョコチョコと顔を出してアピールしていましたし。元々仲良し兄妹でしたからね。

・ 9月26日(土)は うまる の誕生日。学校でたくさんプレゼントをもらっていましたが、兄に一番祝って欲しかったんですね。朝は忘れている風だった兄(土曜なので仕事は休み。)でしたが、帰ったら準備している兄に喜ぶ うまる と、準備中に思ったより早く帰ってきちゃったので照れる兄が微笑ましい。

うまる のブラコンっぷり、ますます発揮されています。OP曲そのままですね。

○ 7話。発音ミグのフィギュアの箱を、よく考えもしないで捨てていいと言った家うまる が悪いのに、気に入っていない別の顔パーツだからどうでも良かったのに、捨てた兄を責めたら、見つけられなかったタイヘイは代わりに日本人形を買ってくるとは、想定外。
でも、家うまる は嬉しそうでしたね、返さなくていいと言ってミグの横に飾っていましたし。

それより、夜になってもタイヘイがいないので、不安になる家うまる が可愛かったですし、タイヘイが戻ってきたら嬉しくて飛びついて頭のあたりをグルグルする家うまる も可愛かったですし、思った以上にブラコンでしたね。

・ タイヘイが、猫が可愛くてしばらく後をついて行ったら分からない場所へ。少し思い出して、過去に うまる と来たのかと思っていたら、うまる が大人になったような母の幻影が。母と来た場所なんですね。

ただ、「タイヘイくん」と呼んでいたので、うまる の母だけどタイヘイの義理の母かも知れないと、念頭には置いておきます。

実家は金持ちで10話ではタワーマンションでしたし、2人が今住んでいるアパートは迷った場所から徒歩圏のはずですし、タイヘイが うまる と同居するようになったのは1話の時点で1年前からですし、イロイロと事情があるのかも知れません。

○ 8話。コタツを出すということでシャキーンとする うまる。入った途端にぐうたらな家うまる で寝てしまいましたが。

・ クリスマスイブも仕事のタイヘイと切絵の兄の本場(2人が兄妹とは、タイヘイも うまる も知らない。12話で うまる は知る。)。
課長の叶との3人は高校(中学?)で仲良しだったようで。叶課長はタイヘイが好きだけど言えない、タイヘイはまるで気づいていないと。

いや、待てよ。かなりの大企業のようなのに、20代の同じくらいの歳で課長と平社員というのは差が付きすぎ。
つまり、叶課長はタイヘイと うまる の母で、見かけが若いだけで、タイヘイの同級生として高校に入学してきただけなのではないか?。そして、離婚したから別居しているだけなのではないか?。うまる と叶課長は結構似ていますし(笑)。嘘のはずです。

○ 9話。バレンタイン。うまる は料理関係が苦手なようで。
海老名がタイヘイに渡すチョコを うまる と作ろうとして うまる が分からなくてタイヘイを呼んで、爆発しそうになる海老名が可愛かったです。

切絵もがんばったし。

○ 10話。うまる は兄が好きだという話がいくつか。熱を出して看病の話とか、野菜嫌いの うまる が食べやすいように小さく切ったりして手間をかけた弁当を毎日作っているタイヘイ、自分で作ったと嘘をついたものの海老名が手間がかかると言ったので、反省してそのまま炒めれば食べるとタイヘイに言うとか。

・ パソコンがネットに繋がらなくなったので7時間もマンガ喫茶を予約したものの、タイヘイがいないからつまらなくなって4時間を残して家に帰るとか。ハムスターフードをかぶったのに、家にいるときのように家うまる にもならなかったですし。

・ 10年前の話、高校生(中学生?)のタイヘイ(テストは100点ばかり。)、本場、叶、プラスして小学生になる前くらいの うまる。

叶はこの頃からタイヘイが好きなようで。

タイヘイと うまる は、この頃は高級そうなタワーマンションに住んでいたのですね。今は2階建てのアパートなのは何故?。自立のためかな?。今は母はいないのかな?。

○ 11話。うまる、イロイロ、海老名もイロイロ。
秋田名産のお米「あきたこまち」を持参した海老名、うまる に和食の神髄を見せるついでにということで、海老名も食べていけばと。タイヘイは海老名の気持ちは知りませんからね。

ピザが食べたいと不機嫌だったのに、ご飯を一口食べておいしいと感激の うまる や、美味しくて方言が出た海老名とか、とにかく可愛い。

○ 12話。本場の車で、ここで水着回、シルフィンは兄とクルーザーで。でもさらりと。
本場が、髪型を変えただけなのに、似ていると思いつつも切絵と気付かず、呆れる切絵。

物語の都合でしょうけれど移動の車内でほとんど話さない うまる と海老名と切絵だとか(切絵は海老名を敵視していますけれど。)、本場と切絵が兄妹だと聞かされる うまる とか、こまる が来ないのを気にした切絵に うまる が同一人物だと言おうとして言うタイミングを逃したとか。

・ ラストは、我が儘な干物妹のまま、ブレなかったのも良かったです。

・ ED曲の4人の女子全員が、これまでは別々の色の服だったのに、今回は、デザインは微妙に異なるもののほぼ同じ白いワンピース。仲良くなったということかな。






【shin】


【2015年10月1日追記】

HMV・ローソンのチケット情報誌から、妹キャラ4人の声優のコメント。



【shin】
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