【ネタバレ】
◎「朗読劇 世界から猫が消えたなら」
「僕の命と引き換えに、世界からモノが消えていく。」
原作は川村元気「世界から猫が消えたなら」、脚本と演出は村井雄(KPR(開幕ペナントレース))、こくみん共済coopホール(全労済ホール)のスペース・ゼロ(新宿)にての再演。
2023年12月13日(水)から17日(日)までの9公演のうち、一番最初の12月13日(水)の18時30分から。現地は7500円+手数料、配信は4000円+手数料、本編77分程度+終演後の挨拶8分程度の計85分程度。
・チケットは確保したものの、急な仕事で参加できませんでした。だから平日はって・・・
配信で後日見ました。
・この回の出演者は、緒方恵美(僕)、平野良(悪魔)、諏訪彩花(彼女、僕の母)、君沢ユウキ(親友、僕の父)、藤田咲(猫のキャベツ)。
さっきぃ出演ということなので。
配信で少しだけ見えた客席は、7~8割くらいが女性に見えました。
前回は現地参加(2022年6月18日(土)から30日(木)のうち30日に参加、北千住駅すぐのシアター1010(せんじゅ)にて、本編70分+挨拶10分の計80分。)。
前回がどうだったかは細かくは覚えていませんが、僕ってあんなに早口だったっけ、とは思いましたが、今回は上演時間が少し延びているので以前も早口だったのでしょう。台本が同じとは限りませんし、演者が違うので違って聞こえるだけなのかもしれませんが。
舞台のセットは前回と基本的に同じ。下は本編後の挨拶で(画質は落としましたが、配信のスクショなので怒られたら・・・)。
○僕は脳腫瘍で余命1週間と医者に言われ、帰宅したら悪魔がいて、寿命を1日延ばす代わりに何かを消すと言う悪魔、死にたくない僕。携帯電話(単に電話か?)、映画、時計、僕の順に消えていきました。なお、時計の次に猫を指定した悪魔に対し、猫を消すことを強く拒否して自分が消えることを選んだ僕でした。猫は僕に生きて欲しいと言ったのですが。
で、父と僕の関係修復、僕が父と母を理解し直し感謝し直すわけですが、「感動の声も多かったように聞こえましたが、、、それぞれの描き方は浅いのに、、、好みですね。」という前回の感想と変わりません。
○藤田さんは、上は大きめのセーターだと思いますが、上から下までグレーのような少し紫っぽいような衣装でした。ロシアンブルー(猫の種類)っぽいというのか、上品な猫のような衣装でした。
が、悪魔の計らいで話すようになって、話す言葉は「ござる」が語尾についたりの謎の言葉で、僕の母と共に時代劇を見ていたから。
あと、靴下のままで靴は履いていなかったように見えましたが、どうなのでしょう?。その方が猫っぽいなと思いました。
○全員そろって、終演後の挨拶。これは前回もありました。
最初に緒方さん、順に挨拶をし、最後にさっきぃ。さっきぃは少し長めの挨拶でした。
緒方:前回のときは25年付き合っていた親友が食道癌の末期で亡くなる直前だった。彼の事を考えながらやっていたので、そのときは結構頭がそっちの方に行っていた。1年半経って気持ちも少し整理して、その時の彼の気持ちが少し分かった気がする。
藤田:あっ、猫役の藤田咲です。シリアスに耐えられないので、明るい感じで行かせていただこうと思いますけど。
(←いつものケラケラした笑顔で。で、猫派か犬派かを会場に聞くと、猫派が少し多かったようで。)
藤田:私は猫をやったんですけれど、犬派なんですよ。(←さっきぃファンには周知の事実。犬を飼っています。)
あっ、苦笑ありがとう。
猫の役に縁があるんですけど、犬派で。
猫を結構見たんですけど、やっぱり猫は個体個体で全然違って。どうやって演じようかなと凄い考えた結果、あっ、緒方さんが一番可愛いと言ってくれる猫にしよう、と思って。緒方さんファンの人、ごめんなさい、ごめんなさい。
緒方:可愛いです。
藤田:ありがとうございます。可愛い感じの猫にしようかなと思いました。
前回のときは彼女と母を演じさせていただいて、今回は猫をやらせていただいて、物語を深く知ることができて凄い良い経験をさせていただいたなあという感じなんですけど、猫をやったことによって、彼女、母をもっとこうしたらよかったなというところも見つけたので、まだまだ余力ありまーす!、よろしくお願いしまーす!。
【shin】