喉摘者の不具合に関する投稿です。久しぶりの障害者としての投稿です。先日腹痛、吐き気で夜間緊急外来で医療センターへ、まずは採血と問診で肝機能の数値が普段の10倍以上、明らかに肝臓と胆嚢の炎症があるという結果でエコー、レントゲン、更にはCT検査して点滴を受けて、痛みは少し治まったので、即入院にはならなかったのですが?翌日内科の受診をしたら、「この値は明らかに即入院、悪化したら死に至る」「これで家に帰す救急の処置が分からん」とお怒りの様子。ということで入院し以降8日間の点滴生活になるとは想いもよらず大変な想いでした。でも胃カメラで処置することになり一安心。喉摘者の特異さは新声門という喉の細さ、気管切開によって食道も一部切り取っているのです。食道弁も取っているので喉が細くなっているので胃カメラの太さでも通りずらいのです。そこでバルーンで喉を拡げて胃カメラを通し、無事結石は取り去ることが出来ました。ただ喉を拡げたことで食道発声がしにくくなりました。やはり喉が細い方が発声が出来るんだと改めて実感しました。それから喉摘者は酸素吸引も気管孔からです。鼻も口も呼吸はしていないのです。医療機関のドクター、看護婦さんも知らない方も多いようです。仕方ないですね、人工の0.1%程度しか患者はいないのですから。