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やぶこうじ/藪柑子 ヤブコウジ科
林床の赤い実は、よく目立って可愛いものです。
ヤブコウジは、小さくても樹木のひとつ。
趣のある植物ですので、古くより園芸植物として、
庭園や盆栽に使われています。
「柑子」はミカンの一種です。
ヤブコウジは、藪にある柑子という、その連想は、
現代人の想像力には、ないように感じます。
また「柑子」という襲(かさね)の色があります。
濃い朽葉色と言う説明がありますが、
西洋色で言えば、カーキ色に近い色です。
ヤブコウジ科に「ツルマンリョウ」という地面を這う低木があります。
山口市に国の天然記念物に指定された自生地があり、
本州では数ヶ所のみ確認されている極めて希少な植物です。
「マンリョウ」もヤブコウジ科です。
萩市にある古刹の裏庭で、子供の背丈ほどもあるマンリョウを見たことがあります。
年月とともに重厚さを増す建築と、年を経て静寂を漂わす庭の木々の一体感は、
訪れる人のこころをも沈めてくれようです。
林の下にひっそりとあるヤブコウジに、
いろいろな思いがめぐってくるものですね。
林床の赤い実は、よく目立って可愛いものです。
ヤブコウジは、小さくても樹木のひとつ。
趣のある植物ですので、古くより園芸植物として、
庭園や盆栽に使われています。
「柑子」はミカンの一種です。
ヤブコウジは、藪にある柑子という、その連想は、
現代人の想像力には、ないように感じます。
また「柑子」という襲(かさね)の色があります。
濃い朽葉色と言う説明がありますが、
西洋色で言えば、カーキ色に近い色です。
ヤブコウジ科に「ツルマンリョウ」という地面を這う低木があります。
山口市に国の天然記念物に指定された自生地があり、
本州では数ヶ所のみ確認されている極めて希少な植物です。
「マンリョウ」もヤブコウジ科です。
萩市にある古刹の裏庭で、子供の背丈ほどもあるマンリョウを見たことがあります。
年月とともに重厚さを増す建築と、年を経て静寂を漂わす庭の木々の一体感は、
訪れる人のこころをも沈めてくれようです。
林の下にひっそりとあるヤブコウジに、
いろいろな思いがめぐってくるものですね。