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司馬遼太郎さんのこと

先日、本屋で「司馬遼太郎の言葉」(朝日MOOK)を見つけたので購入しました。



司馬遼太郎さんは、1996(平成8)年2月12日、73歳で逝去。 今年は没後22年です。

司馬遼太郎(本名:福田定一)さんは、1923(大正12)年8月7日、大阪市で生まれました。
13歳で大阪の私立上宮中学校に入学。 私は上宮高校なので、司馬遼太郎さんは偉大な大先輩です。

19歳で大阪外国語大学(現:大阪大学)モンゴル語学部に入学。
21歳で旧満州の陸軍戦車学校入学。
22歳の時、栃木県佐野市で終戦を迎えます。

25歳で産経新聞社に入社。
32歳の時に本名で「名言随筆サラリーマンーユーモア新論語」を発表。
33歳の時に、ペンネームを「司馬遼太郎」とします。
ペンネームの由来は、「史記」を書いた中国の「司馬遷にははるかに及ばないけれども…」という思いがこもっているそうです。

37歳、「梟の城」で直木賞を受賞。
「竜馬がゆく」「坂の上の雲」「功名が辻」など、多くの作品を発表し、多くの賞を受賞しました。

70歳で文化勲章を受賞。
その時の言葉が印象に残っています。
「文化勲章をいただきましたが、いつまでも一人の書生でいたい」
これだけの業績を残した方が、とても謙虚な姿勢であることに心を動かされます。

司馬遼太郎さんの小説はとてもおもしろいのですが、最近は「風塵抄」「この国のかたち」「司馬遼太郎が考えたこと」などの随筆を読んでいます。

今回、大阪に帰る機会があったので、司馬遼太郎記念館に行って来ました。
安藤忠雄さんの設計で、約6万冊の蔵書が収められています。

皆さんも一度、司馬遼太郎さんの世界を感じてみてはいかがでしょうか。







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