これからの生き方を、変えてみたいと思う
あまりに落ち込んだ、こんな暮らしをやめて
疲れた足取りを、軽やかに変えて
締め切った窓も、大きく開いてみて
大きな夢という、小さな意地を捨てて
その中に縛られた、こんな自分を捨てて
これまでの人生を、素直に受けとめて
これからの人生に、何をするのか考えて
つなぎとめていた、恋の未練にも
別れをつげて、今日からは生きていこう
これからの出会いを、大切にしていければ
もうそれ以上に、何も望むことはなく
いつか来る運命の、中に向かって
夢を忘れ、恋をわすれ、ただ日々の暮らしに
いくつとなく転がっている、生きざまを見つけ
ただそれが夢に、つながればいいと思う
25歳の時に書いたものだ。
あれから20年経つ(2003年当時)が、この詩の通りに人生を歩いてきたわけではない。それまでの人生を素直に受け止められなかったこともあるし、将来に絶望したことだってある。何よりも悪かったのが、過去にしがみついたことである。そのために前に進めなかったこともある。
また、大きな夢というのも、いまだくすぶっている。あいかわらず周りから「そんな夢みたいなこと言ってないで、現実を見ろ」とよく言われている。しかし、あの頃と違うところは、もはやそれが意地ではないということだ。しんたがしんたであるための、必要不可欠なものになっているのだ。
恋の未練も、その後かなり長い間引きずっていた。相手が結婚したとわかっていても、捨てられない未練とは、いったい何だったのだろう。ぼくの潜在意識は、いったい彼女に何をどうしてほしかったのだろう。その答が出ないまま、今に至っている。
ただ一つだけ、この詩に書いたことを実践していることがある。それは『ただ日々の暮らしに いくつとなく転がっている、生きざまを見つけ…』という部分である。
説明するまでもなく、それは日記のことで、それを書くために、ぼくは日々の暮らしを観察し、その中にネタを探しているのだ。そのため、ぼくの目はいつも爛々としている。まあ、それが自分の夢に繋がっているかどうかは別問題ではあるが。
最近のぼくは、今までのことはすべてプロローグにすぎないと思っている。つまり、今、ここからがスタートであるという考え方である。そう思うことで、いつも過去を清算出来、そこから新たなスタートが踏み切れると考えたわけだ。
「日に新たに 日に日に新たに」
『大学』の中にあるこの言葉を、これからの生き方としていきたいと思っている。
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