私がどこかへ出かけるという投稿は珍しいのではないでしょうか。
本当にインドアの人間で、家にいることに全く苦痛はありません
でも、去年の春に駅近の団地に引っ越し、どこに行くにも便利な地方に住んでいるので、外に出ることが以前ほど億劫ではなくなったかもしれないと思っています。
そんなわけで、ちょっと京都に行ってみました。
かなりの方向音痴なので、2回も「アレ?」がありましたが、何とかかえって来られました。
どこへ行ってきたかというと・・・・
ここは、目的地への途中だったはずなんですが・・・
この前を左手方向に行くことは、何度もgoogle map で確認していたのに、なぜかこの錦市場の中に吸い込まれてしまいました。
ここは、大好きな画家伊藤若冲の生家があった場所です。
何年も前ですが、東京・上野でかなりの数の作品が展示された若冲展には、何時間も並んで、大混雑の美術館内を人をかき分けるようにして作品を見たものです。
澤田瞳子さん作の小説「若冲」も何度も読みました。
いつか錦市場に行こう!という「いつか」が叶い、最高でした。が、予定では写真を撮って、この前を通りすぎるだけだったのですが・・・
市場内はアーケードがあるので、雨の日も大丈夫ですね。
けど、思っていたより道幅が狭くてびっくりしました。有名な市場なので外国人観光客も含め、人が多かったので、なかなか前に進めませんでした。
10数分歩いて・・・やっと気がつきました。
こんな人ごみを歩くはずない・・・と。
頭の中に map を思い浮かべ、あ~~違う違う・・・と元来た方へ戻っていきました。
そして、やっと到着したのがここ!!
ここが目的地だったのです。
京都文化博物館
すごく素敵な別館ホール
ここで行われたコンサート「立ち上がれ、光をはなて」を聴きに行ったのです。
私は音楽のことは何一つわかりませんが、声楽家の方って全身が楽器みたい。
よくわからないけど、あ~~楽器だあ~~と本当に感動しました。
柔らかな光のためか、このホールの雰囲気のためか、お昼過ぎからのコンサートでしたが、なんだか静かな夕刻に行われたかのような錯覚に陥ってしまいました。
行ってよかったな~~~と心が満たされ、帰路に着いたのですが・・・
何と慣れているはずのターミナル駅での乗り換えに、迷ってしまいました
普通なら5分で乗り換えられるのに、30分以上も駅に着かないという事態に。
今も私はどこを歩いたのかわかっていません。
本当にもう正真正銘の方向音痴です。若いころから、絶対に曲がってはいけないところを曲がったり、反対方向に進んだりしていましたが、これは一生変えることのできない私の個性となってます 決して老化現象ではありません
予定していたより1時間以上遅くなっての帰宅でしたが、1日楽しく過ごせました。
次はどこに行けるかな~~~