お天気は下り坂だそうだけど、今のところ、抜けるような青い空。暖かい日差しに癒されている休日の午前・・・お仕事の方、ごめんなさい
テレビはそう見る方ではないが、今とても楽しみにしているのがファミリー劇場で放映されている「花子とアン」
2014年のNHKの朝ドラ
あの頃は引っ越したばかりですることが何もなく、毎日このドラマに夢中になってた。
「赤毛のアン」との出会いはおそらく小学校の図書室。
田舎の小さな小学校の、教室2つ分ぐらいのやっぱり小さな図書室にあった子供向けのお話しだったと思う。
それから中学か高校に入った頃に村岡花子さん訳の「赤毛のアン」を新潮文庫で読んだんだと思う。
初めて読んだときは、ちょっと宗教色が強く、何かあるごとに「神様」が出てくるのに違和感を覚えた。
でも、それも最初だけ。
アンの自由で、自然で、おおらかな性格や発想にくぎ付けになった。
高校時代、誕生日のプレゼントに新潮文庫のアンシリーズ全10巻をもらった。
ボロボロになってしまったけど、今も持っている。
角川文庫のアンも読んだけど、私は村岡花子さんの訳が好きだった。
このアニメも毎週見てた。
これ、日曜日の夜だったかな?録画なんてできなかったから、とにかくその時間は家にいた。
アンがクイーン学院受験のために猛勉強し、合格するまでのお話は大好きで、私もアンに負けじと勉強した経験がある・・・合格できなくて、私は家族をガッカリさせたが・・・
マシューが亡くなる前日の夕方、アンと腕を組み「1ダースの男の子よりお前がいい。アンはわしの自慢の娘だよ」のシーンには号泣した
やっぱり、私がアンに夢中になったのは最初に村岡花子さんのアンを読んだからだと思う。
「花子とアン」で村岡さんと柳原白蓮さんと関係があったことを初めて知った。
白蓮さんは林真理子さんの「白蓮れんれん」で知ってたけど、村岡花子さんとの関係は知らなかった。もう一度「白蓮れんれん」と読みたいと思いながら、時間は過ぎていった
「花子とアン」で二人のことを知って、白蓮さんの別荘跡に行ってみたりしたなあ。・・・時間があり余っていたから
というわけで、今は毎日まとめて放映されているのを録画し、空いた時間で見ている。たまに録れていないときもあり、その時は損をしたような気分になる。
約10年前のドラマで、吉高さんも仲間さんも若い。もうすぐ鈴木亮平さんも出てくる。このドラマで高梨臨さんを知って、ファンになった。まあ、本当に豪華なキャストだ。
忙しくて、心も体もついていけない時があるけど、こういうささやかな楽しみで毎日すごせているのだなぁとつくづく思う。そしてこういうのを幸せというのかもしれないな~~なんて・・・
なんて、幸せのハードルが低いんだろう~~~
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