「60デイズ・イン〜刑務所潜入６０日〜」

Amazonプライム・ビデオで「60デイズ・イン〜刑務所潜入６０日〜」 を観ています。


一般市民が極秘にアメリカの刑務所に潜入して、受刑者の立場から刑務所内部の状態を偵察するというリアリティ番組。
日本と違ってアメリカは禁固刑なので、40～50人くらいの凶悪犯が一日中一緒に生活していれば、いじめやいざこざ、喧嘩も起きます。
普通では考えられない"掟や暗黙のルール"もあり、人間の裏の部分がよくわかります。
非行少年少女たちが、凶悪犯たちと刑務所で1日を体験する「刑務所1日体験（Beyond Scared Straight）」という番組もありますが、刑務所なんていうのは体験でもかかわりを持ちたくないものだとつくづく思います。

以前、釧路検察庁の主催で午前に釧路刑務支所の見学、午後は釧路地方裁判所の傍聴をしたことがあります。
釧路刑務支所では、受刑者が木工などの作業をしている姿を直接見ることができました。見学者は一列に並び、女性は男性の間に入って見学するなどとても緊張感がありました。面会所も面会者側ではなく、受刑者側から観ることができました。
これはとてもいい勉強会でした。

日本でも、人を傷つけたり、悪いことをすると一生の贖罪と自分の人生をやり直すためにどれだけ苦痛を受けなければならないのかを体験できる機会が必要だと思います。
こういう番組を観るだけでも違うでしょうね。