Local-Liner ~静サツ雑記帳

静岡運転所札幌派出所=静サツへようこそ。
札幌圏の鉄道を軸に、気ままに書き連ねていく日記です。

ダイヤ改正について小言

2013年01月10日 | 日記
 先月末にJRから春のダイヤ改正のプレスリリースが出ました。
 今回はかなりの大波乱のようです。全国各地で列車の置き換えが発表されているからです。
 特に東日本は、新幹線の200系から始まり、「スーパーひたち」651系・「フレッシュひたち」E653系、「ミニエコー」クモハ123-1が引退。宇都宮線から211系が消え、変わって元千葉支社の211系が長野に転属。日光線の107系に代わって元京葉線の205系が入る……などと、各地で総入れ替え状態です。
 JR東海の117系、JR西日本の183系B編成(元485系)もそれぞれ引退し国鉄を知る車両がひっそりと消えていきます。
 2007年の東北の旧式ディーゼル(キハ52・キハ58系)が引退したあたりから数年間、国鉄型の廃車ラッシュが続きました。東北の455系、静岡の113系、北陸の419系、「はまかぜ」のキハ181系、いくつものブルートレイン……私鉄の世代交代も合わせると、いくつの車両たちが消えていったのでしょうか。その後、2010~2011年のキハ58系引退ラッシュを経て、2011年8月のスカ色113系引退で一息ついたと思っていたのですが、ここにきて200系が引退。E1系の廃車で引退の道筋は見えていたのですが、それが現実になってしまった形です。
 この改正が過ぎると、残す国鉄型はごく僅か。単色化の進む西日本の国鉄型を除くとほとんどいません。JR東海は電車が全てJR型にななります。JR東日本は長野・新潟地区に残る115系がまだ残りますが、その115系も211系投入で先行きが不透明になっています。世代交代の終わりが見えようとしています。
 世代交代と言えば、京阪の8030系(旧3000形)も忘れてはいけません。初登場は1971年。鳩のエンブレムを先頭に掲げ、2階建て車両とテレビカーという、京阪特急の二本柱をうち立てました。残念ながらテレビカーは廃止されてしまいましたが、2階建て車両は8000系に受け継がれ現在に至ってきました。中之島線開業と同時に新3000系が登場したときに一気に廃車かと思われましたが、1本が8030系に形式を変え存続。京阪の新戦略で他の車両の塗装が変わる中(ほぼ同時期に製造された2400系は塗装変更済み)、頑なに黄色と赤の京阪特急色をまとい続け、8000系の新塗装化が終わり1900系が引退して以降は、唯一の京阪特急色車両でした。鴨東線開業前の『旧き良き京阪特急』もこれで終焉を迎えることになります。
 このほか、元国鉄101系の秩父鉄道の1000系が残り3編成(当初は12編成)となり、東武8000系の最後の牙城・野田線にも新車が到来。残存していた車両が次々の平成生まれの車両に変わっていきます。
 どれもこれも乗りたいのが多くて、なんとかして改正前に乗っておきたいものですが(ちらりちらりと自分のスケジュールとお金を確認)……

〈年末帰省その1のP.S.を加筆修正〉


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