前回までのルート:
1日目 (静岡→戸田公園→高崎→越後湯沢→石打)
2日目 (石打→長岡→青海川→長岡→新潟→新発田→新津→新潟→)府屋→新潟
新潟色の115系に乗って、再び北へと向かいます。
[白新線・羽越本線 945M 新潟19:40→村上21:05]
《新潟 19:40発》
新潟から村上へは、終日1時間に1本のペースで運行されています。特急を含めればそれなりの本数があることになります。
19時台としては2本目となる945Mは、S-5編成+N-27編成の5両編成。増結用編成(トイレなし)のS-5編成が着いているのでそれなりの客を見込んでいるはずですが、車内は1人でボックスを占領できるほどに空いていました。40分前に出た、同じ5両編成の村上行きは結構乗っていました。945Mに乗るかもしれなかった客も前の列車に乗ったせいで空いていたのかもしれません。
新潟から村上までは乗客は減る一方。白新線内はまだにぎわっていましたが、豊栄・新発田を過ぎるとボックス席も空きが目立つようになってきました。
《中条 20:35着》
新潟から約1時間、中条駅に到着。
この日はお祭りなのか、ホームにずらりと提灯が釣り下がっていました。平成の大合併で生まれた「胎内市」の名前が入っています(中条は胎内市の中心地)。
ところで、945Mは中線の2番線に停車しています。なぜかというと……
この駅で「らくらくトレイン村上」の待ち合わせをするからです。
特急用の485系が使われるこの列車は、新潟版のホームライナーです。車両は「いなほ」「北越」で使用される特急用の485系。元は「ムーンライトえちご」の間合い列車として誕生しましたが、「ムーンライトえちご」が臨時化された後も毎日運行されています。停車駅は特急と同じ。乗車券プラス300円で特急に乗れると思うと大変お得な列車です。
20時39分。「らくらくトレイン村上」は先に発車していきました。
20時43分。945Mも追いかけるように中条を発車します。
《中条 20:43発》
《村上 21:05着》
21時を過ぎたころ、列車は村上に到着しました。
8分前に到着していた「らくらくトレイン村上」のR27編成は、既に新潟に向けて折り返す準備が整っていました。
折り返しとなる列車は快速の新潟行き。「らくらくトレイン村上」と違って、こちらは運賃だけで乗車することができます。
そう。115系ではるばる村上までやってきたのは、この料金不要の快速に乗るためだったのです。
最後尾のクロハ481-3037。ヘッドマークには快速の文字が表示されます。
この時間に新潟に向かう人は少なく、普通車はどこに座っても文句を言われません。
しかし、もっとお得なスペースが1号車にあります。
最後尾となる1号車は半分ずつに仕切られ、先頭側半分がグリーン席になっています。なんと、このグリーン席も運賃だけで乗ることができるのです。
実は「らくらくトレイン村上」も普通車・グリーン車を問わず料金は同じです。指定もありません。静岡時代に371系の「ホームライナー沼津2号/ホームライナー浜松5号[土休日は静岡35号]」を利用していた身からすれば、グリーン車にも同じ料金で利用できると言うだけでも驚きです(371系はグリーン車は締め切り扱い・普通車は整理券で座席が指定される)。グリーン車を含めて全席自由席というホームライナーは「ホームライナー鴻巣」「ホームライナー古河」(いずれも185系)と北海道の「ホームライナー」(キハ261系他)ぐらいです。
こちらがそのグリーン席。4席×4列の16席しかない貴重な座席を、運賃だけで堪能できます。もちろん不正乗車なんかではありません。知る人ぞ知るこの座席、「らくらくトレイン村上」では真っ先に埋まる席だとか。「らくらくトレイン村上」は4号車からしかできませんが、1号車のこの座席を目指してみんな車内を歩くのだそう。帰りの快速を選んだ理由も、座れる率が上がるからです300円すらもったいないと思ってしまったのもある。それでも、グリーン室だけは半分ほどが埋まっていました。
なお、この列車が終電前の最後の1本であることを付け足しておきます。じゃないと、趣味人御用達に見えちゃいますから。
21時18分。名もない快速のグリーン車で新潟へと戻ります。
[羽越本線・白新線 3950M 快速 村上21:18→新潟22:12]
《村上 21:18発》
札幌に帰ってから知ったのですが、R27編成は「はくたか」用のR2編成(9両編成。運転当初は681系に混じって新潟と金沢の485系も走っていた)を短縮して生まれた編成です。乗っていたクロハ481-3037は3000番台改造→クロハ改造と2度の改造を受けたことになります。
新潟までの1持間は、背もたれを倒して、フットレストに足を乗っけてくつろいでいる間に、矢のごとく過ぎていきました。
《新潟 22:12着》
22時12分。無事本日の宿のある――そして本日3回目となる新潟に到着しました。
朝長岡で出会った湘南色のL6編成に遭遇しました。
あれだけ115系に乗る機会があったのに、結局L6編成には乗れずじまいでした。まあ、L編成+N編成で42編成も動いている(運用に入らない編成を含めれば合わせて49編成)のですから仕方がない気もしますが。
L6編成は白山方面へと消えていきました。
キハ110形の新津行きを見送り、今日の宿・「シングルイン新潟第2」へと向かいました。
おまけ
新潟→村上で乗った115系の車内の中吊り広告。まさかここで北海道医療大学の文字を見ることになるとは……
1日目 (静岡→戸田公園→高崎→越後湯沢→石打)
2日目 (石打→長岡→青海川→長岡→新潟→新発田→新津→新潟→)府屋→新潟
新潟色の115系に乗って、再び北へと向かいます。
[白新線・羽越本線 945M 新潟19:40→村上21:05]
《新潟 19:40発》
新潟から村上へは、終日1時間に1本のペースで運行されています。特急を含めればそれなりの本数があることになります。
19時台としては2本目となる945Mは、S-5編成+N-27編成の5両編成。増結用編成(トイレなし)のS-5編成が着いているのでそれなりの客を見込んでいるはずですが、車内は1人でボックスを占領できるほどに空いていました。40分前に出た、同じ5両編成の村上行きは結構乗っていました。945Mに乗るかもしれなかった客も前の列車に乗ったせいで空いていたのかもしれません。
新潟から村上までは乗客は減る一方。白新線内はまだにぎわっていましたが、豊栄・新発田を過ぎるとボックス席も空きが目立つようになってきました。
《中条 20:35着》
新潟から約1時間、中条駅に到着。
この日はお祭りなのか、ホームにずらりと提灯が釣り下がっていました。平成の大合併で生まれた「胎内市」の名前が入っています(中条は胎内市の中心地)。
ところで、945Mは中線の2番線に停車しています。なぜかというと……
この駅で「らくらくトレイン村上」の待ち合わせをするからです。
特急用の485系が使われるこの列車は、新潟版のホームライナーです。車両は「いなほ」「北越」で使用される特急用の485系。元は「ムーンライトえちご」の間合い列車として誕生しましたが、「ムーンライトえちご」が臨時化された後も毎日運行されています。停車駅は特急と同じ。乗車券プラス300円で特急に乗れると思うと大変お得な列車です。
20時39分。「らくらくトレイン村上」は先に発車していきました。
20時43分。945Mも追いかけるように中条を発車します。
《中条 20:43発》
《村上 21:05着》
21時を過ぎたころ、列車は村上に到着しました。
8分前に到着していた「らくらくトレイン村上」のR27編成は、既に新潟に向けて折り返す準備が整っていました。
折り返しとなる列車は快速の新潟行き。「らくらくトレイン村上」と違って、こちらは運賃だけで乗車することができます。
そう。115系ではるばる村上までやってきたのは、この料金不要の快速に乗るためだったのです。
最後尾のクロハ481-3037。ヘッドマークには快速の文字が表示されます。
この時間に新潟に向かう人は少なく、普通車はどこに座っても文句を言われません。
しかし、もっとお得なスペースが1号車にあります。
最後尾となる1号車は半分ずつに仕切られ、先頭側半分がグリーン席になっています。なんと、このグリーン席も運賃だけで乗ることができるのです。
実は「らくらくトレイン村上」も普通車・グリーン車を問わず料金は同じです。指定もありません。静岡時代に371系の「ホームライナー沼津2号/ホームライナー浜松5号[土休日は静岡35号]」を利用していた身からすれば、グリーン車にも同じ料金で利用できると言うだけでも驚きです(371系はグリーン車は締め切り扱い・普通車は整理券で座席が指定される)。グリーン車を含めて全席自由席というホームライナーは「ホームライナー鴻巣」「ホームライナー古河」(いずれも185系)と北海道の「ホームライナー」(キハ261系他)ぐらいです。
こちらがそのグリーン席。4席×4列の16席しかない貴重な座席を、運賃だけで堪能できます。もちろん不正乗車なんかではありません。知る人ぞ知るこの座席、「らくらくトレイン村上」では真っ先に埋まる席だとか。「らくらくトレイン村上」は4号車からしかできませんが、1号車のこの座席を目指してみんな車内を歩くのだそう。帰りの快速を選んだ理由も、座れる率が上がるからです
なお、この列車が終電前の最後の1本であることを付け足しておきます。じゃないと、趣味人御用達に見えちゃいますから。
21時18分。名もない快速のグリーン車で新潟へと戻ります。
[羽越本線・白新線 3950M 快速 村上21:18→新潟22:12]
《村上 21:18発》
札幌に帰ってから知ったのですが、R27編成は「はくたか」用のR2編成(9両編成。運転当初は681系に混じって新潟と金沢の485系も走っていた)を短縮して生まれた編成です。乗っていたクロハ481-3037は3000番台改造→クロハ改造と2度の改造を受けたことになります。
新潟までの1持間は、背もたれを倒して、フットレストに足を乗っけてくつろいでいる間に、矢のごとく過ぎていきました。
《新潟 22:12着》
22時12分。無事本日の宿のある――そして本日3回目となる新潟に到着しました。
朝長岡で出会った湘南色のL6編成に遭遇しました。
あれだけ115系に乗る機会があったのに、結局L6編成には乗れずじまいでした。まあ、L編成+N編成で42編成も動いている(運用に入らない編成を含めれば合わせて49編成)のですから仕方がない気もしますが。
L6編成は白山方面へと消えていきました。
キハ110形の新津行きを見送り、今日の宿・「シングルイン新潟第2」へと向かいました。
おまけ
新潟→村上で乗った115系の車内の中吊り広告。まさかここで北海道医療大学の文字を見ることになるとは……
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