川崎市内にある自動車整備工場の社長Aさん。
このAさんと縁が出来たのは、ある研修会がきっかけで、
私が講師として招かれた事からでした。
「実はあの時、勉強させて頂きましたことで、社員の命を救う事が出来たのです。」
という連絡。
社長の話によると、2日程前にB君が始めて無断欠勤をしたため、
万難を排して社長自らB君のアパートを訪ねたという。
アパートのドアをドンドン叩いても返事がない。
「何かおかしいな」と思いながら、
さらに強くドアを叩いているとドアが開き、
顔を出したB君の顔色を見て社長がビックリ仰天!!
青ざめてまるで幽霊のように見えたとか・・・
「どうした!」
と声をかけても返事もせず、
B君はパジャマ姿のままバッタリ倒れたため近くの病院へ連れて行った、とのこと。
急性盲腸炎だったそうで、
もし私の行くのが2時間遅かったらB君の命はなかったと知らされ、
部下に対し、常に関心を持つことの重要性を教えていただいたことに
改めてお礼をしたくなり、電話をしました、ということでした。
このAさん、研修を受けたその次の日から無断欠勤者が出た時には、
必ず訪ねているようにしているそうです。
Aさんいわく
「研修費として投資した費用は、何十倍、何百倍・・
いやお金に変えることが出来ない価値となり、今役立っていますと」
大変喜んでいました。
社長同席の社員研修が、社員の命を救った。
という、貴重なお知らせでした。
学んだことをすぐに実践している社長の行動力は
様々な面で成功に繋がっていくことでしょう。
今日の日が明るい心でありまよう。
そしてコロナに負けない日でありますように。
湘南話し方センター
所長 松永洋忠
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