自らの誕生日を祝して、妻と中禅寺湖畔へ小旅行に行ってきました。
あいにくの曇天からの雨ですが、おもちゃのまちからは1時間半のお手頃な距離。
それでもいろは坂を上るのは20年振りくらいかな。
かなりの老舗と思われるお土産屋さんに寄ってみました。
50年くらい前の小学校の遠足で、こんな風なお店で金色の置物とか買ったなあ。
ホテルにチェックインして、寝酒を調達しようとコンビニを探してみますが、散策してもそれらしきものはありません。
ホテルの方に聞いてみたら、「いろは坂の上にはコンビニはありません」とのこと。
近所のスーパーマーケットを教えてもらい、事なきを得ました。
宿泊するホテルと夕食を予約したお店とは4kmほど離れています。
ほぼ直線とはいえ、湖畔の夜は街灯もほとんどなく、野生の猿もたくさんいて徒歩移動は危険です。
フロントでタクシーを呼ぼうとしたら、「いろは坂の上にはタクシー会社はありません」とのこと。
下から呼んだ場合は40-50分ほど待つし、送迎料金の方が実車料金よりはるかに高くて非現実的。
念のため運転代行車についても聞きましたが、もっと遠方から来るらしいです。
仕方がないので自家用車で移動し、夕食はノンアルコールという悲しいことになりました。
それでも料理は素晴らしく、バースデイケーキのサプライズもあり満足・・・というか明らかにカロリーオーバー。
食事の最初に出てきた大きなきんちゃく袋、なかには焼きたてのパン。
外国人が多いため、きんちゃく袋や風呂敷が喜ばれるとのこと。
そういえば、我々以外のお客さんはほぼ外国の方々でした。
たたずまいも、内装や接客も素晴らしい、異次元の世界を経験した気がしました。
翌日はホテルの洋朝食、凄くかっこいいオムレツでした。
前日の食べ過ぎで多少胃もたれしていましたが、美味しくいただきました。
帰路にはなんとなく御利益がありそうな日本食を自らのおみやげとして帰宅。
さあ、今夜は和食だ和食だ!
今回の小旅行で、いろは坂の上にはコンビニもタクシーもないことを学習しました。
二荒山神社があり、神々しい場所だから俗世間的なものは排除されているのでしょうか・・・考えすぎか。