昭和人俊やんの鐵活日誌回顧録帳

川崎行ったついでに京急大師線

京急大師線、ここには余命いくばくもない京急1500系初期形鋼製車が細々と活躍している。
700系、旧(先代)1000系、800系がお亡くなりになった今、淘汰の対象は1500系初期形鋼製車で、デハ1501~1520の5編成20両。このグループは120km/h非対応で本線快特に使えないため、大師線運用が主な仕事。
本線4両各停および、4+4で急行(エア急)運用に入ることがあるかどうかは不明。
京急の通勤車では初めて両開き扉を採用した車系であるが、他の大手私鉄に比べ20年以上採用が遅かった。
1985年。3扉通勤車導入に消極的だった名鉄ですら、2扉ロングシート車では1964年の3730系、3扉車では1976年の6000系に採用。西鉄でも1962年の600系で採用。
旧来の「赤地窓下白細帯」塗装最後の車系でもある。
登場時は戸袋窓が付いていたため外観上の見分けができたが、更新工事施工で戸袋窓が廃止されたので、デハ1521以降の戸袋窓なしアルミ車との見分けは実質車番のみである。




小島新田駅にて。
正面の行先種別表示器はLED化されたが、側面は従来の幕式。




京急川崎駅にて。

今日の大師線は、上の1517Fの他は1500系アルミ編成(152xF)と1000系であった。
鋼製車もう1本の残存車1501Fは行方不明。
なお、残る鋼製車3本(1505、1509、1513の各編成)は既に運用離脱~廃車となったもよう。
窓割りは同じ18m両開き3扉を採用する伊豆箱根大雄山線5000系とほぼ同じ。

すでに廃車となった1513F。
(再掲写真)
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