国鉄分割民営化35周年記念ってことで、
THE国鉄なネタを一つ。
国鉄101系電車は、言うまでもなく国鉄新性能通勤電車第一号である。一部の車両が秩父鉄道線に移籍しており、秩父線内で撮った写真が大量にあったので、当ブログにアップしたい。(国鉄101系→秩父1000系)
なお、国鉄101系は1990年代初頭に南武線、鶴見線で撮った記憶はあるが全て廃棄しており、国鉄~JR在籍当時の写真はない。
黄色一色の秩父1000系1012F。
この編成は中原電車区所属だったようで、再度黄色一色に塗られたことになる。
1012Fの中間電動車デハ1112(元・国鉄モハ101形)。最後まで非冷房で原型を保っていた。
ウグイス色+黄帯のは旧関西線色の1009F。
中央線・大阪環状線で使われたオレンジ色の1011F。
関西線色のデハ1109と、デハ1009(元・国鉄クモハ100形)。
上長瀞付近にて、臨時の急行列車。
京浜東北線スカイブルーの1001F。
秩父1000系引退記念で6両編成が組まれた臨時列車。
上:秩父鉄道旧標準色
下:1000系冷房改造車標準色
三峰口駅構内にて、最後まで残った3編成。
国鉄時代にはなかった前パンも、意外と似合っている。
(秩父線で冷房化改造時に増設。)
1000系の中間車デハ1100形は、最後まで冷房化改造されなかった。
(1000系が来ると好んで中間車に乗っていた。)
なお、両先頭車は集約分散形で冷房化されており、天井見付は103系集中形冷房車とほぼ同じだった。ただし扇風機と冷風吹出口の配置が異なる。
秩父に移籍した元・国鉄101系は、国鉄(一部JR東を経る。)在籍時は全車非冷房車。
扇風機。
大半の編成が、秩父または西武の発生品と思われるものに交換されていたが、一部はJNRマーク入の国鉄仕様が残っていた。
国鉄101系~秩父1000系が主力の頃は、秩父鉄道一般(各停)列車は大半がコレで、さながら国鉄秩父線の様相を呈していた。今は東急8500・8090系改め秩父7000・7500・7800系に置換えられ、さながら東急秩父線の様相を呈している。